ジムO 六デイズ:その一 80年代:カセットテープ時代

Jim O'Rourkeの6days、が、スーパーデラックスで、今夜から。なので今夜は初日。演目とO'Rourkeのソロ演奏という事を見れば、まあこの6daysで最もキャッチーが見つけにくい日だろうと、予想。
1stはテーブルトップギターを、色々アプローチ。いつの間にか3つも吊るされていたミラーボールがクルクルする中、小さく初めて徐々に展開していく。のはライブでO'Rourkeを聴いていると、覚えのある感じ。ドローン的なのかも知らんけど、なんかちょっと違うんだよなあ。1人でFenn O'Bergしている感じ、と言うのが、オレのボキャブラリーでは当て嵌めやすい。
2ndは照明を落して、ちょっとした『In the Dark』状態。その中1stには無かった強めのノイズがガーっと、入ってくる。んー、よく見えんからわからんけど、O'Rourke中央に居るのか?って思っていたら、スマホマン達が続出。まあオレも、最近はちょっともう目くじら立てなくてもいいかって思う事は増えてきたのだけど、流石にこのセットでこんなマネは違うだろ。スマホマンは10人程度だったと思うけど、その10人は確実に迷惑。空気読めない自分様、カッコいいな。
で、今夜は何故かセッティングされていたテントがあって、それの内側に明かりが灯る。そこのシルエットが多分O'Rourkeなんだな、と。演奏する姿を遮った状態と、明かりの無い状態と、で、妙な緊張感。が、音に集中させる。スマホマン達の活躍も序盤だけで収まった。して、ハマる。で、わかった。まあロックのログなんかであまりにもテキトーなこと書いたりするけど、とにかくそこにポンとハマってしまうと、音の感覚はなんとなく掴まえているけれど、ログ化できない。今夜の2ndはそういうこと。