Loud Machine

見たいものが見れない1週間だった。ってても、狙いは1本だけで、木曜のショーボート。が、そうやって狙い済ました時に限って、不測の事態。あああああああ、と、イラっと思ったのだけど、まあこれは今夜の1セットの為に耳の状態を整える為の事だったと、思う事にしていた。
といいつつ、今朝のCL決勝に付き合っていたせいでなんか時間間隔がおかしい日になった。で、今夜の狙いのLoud Machineの出番が何時なのか?と、タイムテーブルを探ったけれど見当たらず・・・。ギリギリ、トリのバンドの人のツイートでトリ前ってのはハッキリしたので、なんとなく20:00ぐらいか?と思い、そのちょっと前に着けばまあ大体大丈夫な感じだろうと、思う。して、ハコは池袋手刀というところ、まあ、池袋ってのは個人的には都内で最も苦手とするところで、予想通り少し悩みつつも辿り着く。それでもまだ20:00には余裕がある。って、受付で支払いしていると、そこにあるモニターに映っているのはLoud Machine。「げっ、始まってる・・・」と思わず声に出して慌てて階段を降りる。が、ところどころで階段に座り込む人達。あー、今夜はLMにとっては客層が重ならないアウェー。なので、場を外す人たちがいるのも仕方が無い。が、扉越しに聴こえてくる音にリズムをとっていたりして、それなら中で聴けばいいのに、と、思いつつ中に入る。と、そこがステージの隣という状態にちょっと驚きつつ、とりあえず足を止めてライブに接する。
聴き覚えのある曲の最後のとこが終わって、西村茂樹が「Loud Machineです」とか言っていた。あー少なくても2曲は逃した。1曲目にやると公言していた新曲「Hope」を聴けなかった・・・。が、まあ、そんなこと思っても仕方が無い。つーか、演奏が始まれば、ただそこで演奏される曲を聴けばいいだけ。それで気分はちゃんとおさまって、高揚する。ヘラヘラする。ニヤニヤする。ヤバい気持ちになる。嬉しくなる。LMは間違いなくパンク。だけど、ドコアってわけじゃないので、一辺倒にロックするわけじゃない。勢いのある「Scars」みたいなのがパンクのイメージかも知らんけど、Clashの様に多様。あーいや、Clashには無かったアヴァンな部分も持ち込んでいる。2つだったり3つだったりするギターが走る。のを、ベースとドラムがグルーヴさせる。あー、この曲こうしたか!とか、ある。し、多分恒松正敏の曲だと思うのだけどでもあれFrictionにしか聴こえんとか、あって、あれこれ。していると、アヴァンな方向に持っていった「Heaven」で演奏が終わる。あーそうなんだ、「Loud Machine」を必ずやるって事でもないのか。いや、もしかして遅れたせいで序盤にやっていたのを見逃したのだろうか?、とか、思ったのだけど、「Loud Machine」は確かに象徴的な曲だけど、個人的にはこの曲を聴きに来たわけじゃなくてLoud Mahineの音を聴きに来たので、どの曲が有る無しは、まあ、いいかと思う。
この後トリのバンド。の前に、とりあえずドリンクチケットをビールに替えて、一服。して、んー、ホントは場のメインには付き合うべきなのだろうけど、と思いつつも、手刀を後にした。LMの後に何を聴いても、オレにはちょっとキツイ。のです。と、思った。
と、音楽の事はあまり触れずにごちゃごちゃ。したけど、「池袋手刀西村茂樹のジャンプを見てきた!」と、つぶやいたのだけど、実はこのつぶやきがオレの今夜の全部の気持ちだったりする。あのジャンプはマジで全部入りだった。パンクのフラグシップ