Television

しかしまあ、色々ダブっている日だった。まあ、色々わかっていれば、今夜じゃなくても良かったのだけど、高いチケットを購入した後では今更な考え。とは言いつつも、高円寺HighのサイズでTelevisionを見れるというのは、結構ガクブルな話でもある。
で、当日券の出ないという状態は、かなりのギューギュー。まあ、こんなにキツイ状態のこのハコは初めてで、ドリンクにも辿り着けなかった。そのくせ、サイドは幕を張っているし、上の階はわずかな関係者様の為のスペースになっている。あー、このハコ、或いは主催者のVinyl Japan、こいつらダメダメ。
して、Television。初っ端が「Prove It」だったのだけど、これがなんか最初それだと気づかないぐらい、緩い。トロい。気づいて、あー、しまった。これじゃなかったなって、思った。パンクの残り香すらも有はしない。なんだこれ? 結構前にAXでTelevision見たけれど、こんなに酷くなかったなーって、思って、もう、この気持ち悪いぐらいのギューギューなので帰っちまおうか、って、思った。って、ぐらい、酷い。かった。のだけど、その次の「1880 or So」が、丁度、今のTelevisionのテンポに合っていて、んー、まあ、これならって気持ち変わる。してその後、本編最後の「Marquee Moon」まで、時折鋭いギターの音が気持ちをなんとか持たせるのだけど、なんせ高齢者が多いライブのせいか、やたらとトイレに向かうヤツが多く、後方で我慢しながらライブに接している立場としては1曲も邪魔を感じることなく聴き通すことは無かった。あー、なんかな。しかも目の前にはこんなライブにも関わらずリュックを背負ったヤツとか、横ではこちらに当りながらリズムのとり方のおかしいヤツ。アンコールが終わったのでさっさと抜けようと思って出口に向かうと、サイドの幕の後ろで若干うつろな人達。あの混み混みの中で聴きとおす事が出来なくて諦めて、音が聴こえるだけの場所に仕方なく居たのだと思う。なんかな。なんだろうなこれ?
ってことで、高円寺HighとVinyl Japan絡みは、今後は避けたい。