大江慎也ソロライブ「SOAL」

先週の下北駅井の頭線で、今夜は小田急線で到着。こらダメだね、ひどい。もう少し大きく造るとかできんかったのだろうか? しかも新しい駅なのに防護柵も無い。まあ普段はここを使う事は殆ど無いのでいいのだけどさ。
今夜のSDLXのイベントにもかなり惹かれていたのだけど、今夜は440で大江慎也のソロなライブ。あー、オレにとっては大江ってのは、Roostersじゃなくてソロ、の方。高校なクソガキの頃、なんとなく名前を知っていて、たまたま買ったメジャーからリリースされたインディーズのライブコンピで、大江の曲を聴いてクラクラした。多分、音楽聴いてクラクラした最初が大江だと思う。何なんだこの歌は?、名の通った人なのになんかド素人にしか聴こえん。って思ったのだけど、気が付くと逆に気になり続け、東京に出てきて適当なCD屋で『Human Being』を買って、更にすぐぐらいで『Peculiar』がリリースされて手にして、「Get Happy」が、もう多分オレが死ぬまでこの曲が頭の中から消える事はない。けれど大江のライブを見る事は無くて、なんか変な気分だった。いい加減見ておかないと、と、思った頃には大江は活動してなくて、けれどなんかしらんけどいきなりRoostersがフジロックに出たりして、なんかなーって思ってたのだけど、その後の福岡での1回だけの再結成とか言ってたやつに思い切って足向けして、とりあえず落ち着いた。その後花田裕之の50歳の時のヤツや、昨年末のRRGでのゲストで大江の歌う姿を見る事が出来て、まあニヤニヤしてたのだけど、やっぱ大江慎也という名前でのライブが見たい。と思ってて、したらソロ名義で弾語りを始めて、でも何故か東京が外れててってなんかなーって思ってたのだけど、とうとうの今夜。あー、しかし無駄に長いな・・・。
で、なんかRoosters→zな曲だった。あの曲もこの曲も、まあ多分Roosters→zで聴きたい曲っての、大体出てきた。勿論Roosters→z的なカバーも多数で、けど「We are the World」なんてのもやって、ニヤつく。「We are the World」をライブで聴いたの初めてだな。まあ当たり前だけど。しかし、弾語りと知ったときは当然アコギだと思ってたのだけど、全編エレキで、時々いかにも打ち込みました!なドラム。大江の演奏は明らかにオリジナルよりもテンポの速い状態だし、なんかかなりニューウェイヴというかポスト・パンクっていうか、そういうモノを聴いている気分。
1時間ほどの本編のあとにアンコール。で、ゲストが加わる。花田裕之。そうくるよなーって、ニヤニヤ。「Venus」だったか?、やって、「Sweet Home Chicago」。大江と花田でブルースされると、Roostersの元々のところを見せられている気分になる。そして2回目のアンコールは「Tonight」。Iggy Popの、でも、David Bowieの、でも、まあどっちととってもいいはずのこの曲で全部を締めるのだけど、なんていうか、こういう時って、自分の持ち歌で締めたいもんじゃ?って思ったりもするのだけど、大江にはそういう事はどうでもいいのかも知らん。
6月にも440で2daysをやるとのことで、どちらかに足を運ぶ気になっている。とりあえず今夜見たので自分に余裕が出来たのがわかるな。あーでもいつか、何年後かでもいいので、大江のソロ時代の楽曲が中心になったのを見たい。そして「Get Happy」を、いつか、聴きたい。