大友良英 4デイズ 8連続公演 3日目 夜の部 - ノイズ電車 in PITINN

今日は昼夜とも観賞。夜の部は夏に福島で行われたノイズ電車をピットインで再現、と。意味わからん。ので、楽しみ。
ステージと客席の境をなくすパターンか?と思ってたら、ステージに電車の吊り革をメインとしたセットが組まれている・・・。まあ、なんか、真っ白なので異様な雰囲気だった・・・。
2セットノイズ電車ってのもどうか?と思ったらしく、1stはトーク大友良英、広瀬淳二、美川俊治、JUNKO、JOJO広重がステージに並ぶ。更にノイズ電車の仕掛け人の旦那、ダウトミュージック社長の沼田氏も参加。福島でのノイズ電車の事を裏話や実際の映像を含めて色々と、、、が、緘口令が発せられたので書けない事多々。しかもその事がネタとしては一番面白いところだったのに、残念。が、勿論今夜あの場に居た立場としては、何度も笑わせられつつ、ああいう難しい企画には色んな人が携わる事でなんとかなるんだな、と。
2ndが本編。セットが真っ白なのはそこに映像を投射する為で、実際にノイズ電車が行われた電車の普段の車内と思われる映像。しかも、、、ここもハッキリとはかけないけれど、車掌登場。そこから福島の時と同じ順番で1人ずつ演奏者が加わっていくのだけど、当然の様に阿鼻叫喚のノイズセッション。しかもイキっぱなしのパターン。広重がステージから降りてパフォーマンスすれば、大友は何故かセットを破壊しようとする・・・。音の土台は美川のエレクトロニクスなのであの2人はやりたい放題。が、広瀬のテナーとJUNKOのヴォイスも騒乱の中で強烈に響くし、もう、見るのも聴くのも大変だった。車掌も何故か色々・・・。音のデカさはJAZZ非常階段よりもヤバくて、途中からちょっとクラクラした・・・。しかし、なんか大友と広重が騒いでるところを見つつ美川が目に入ると、なんかダチョウ倶楽部みたいだと思ったのは仕方がない気がする。
年末なので、なんかもう少し厳かに年の瀬を過ごしたいと思わんでもないけれど、なんか妙に元気になってしまったりしたので、これがノイズの力だな。とは思わんけれど、とりあえず今夜のは、そういうのがあった気がする。