大友良英 4デイズ 8連続公演 3日目 昼の部 - 大友良英ソロ

ピットインでの大友良英の独奏ライブは、2006/6/3が多分最後だったから、6年半ぶり。MCの感じでは本人はそのライブの事は忘れていて、ダウト・ミュージックのカタログの1番最初がピットインでの大友のギター独奏ライブを収録したものだけど、そこの記憶はある、と。2006年のは、モジュレーションのやつ、です。
この4daysの昼の部の開演予定時間は15:30とちょっと遅めに設定されていて、これはなんで?って思ったのだけど、今日の感じでなんとなくわかった。多分昼の部は長めの1セットのみという構成。大友が始めてエレキで弾いたというBeatlesの曲の演奏から始まって、MCなどを交えつつ緩めの印象。勿論、演奏そのものはしっかりとやっているのだけど、時間帯とか年末とかそういう空気もあるので、そういう印象かも知らん。ノイズ・ギター炸裂ってのとは違って、多分殆ど曲をやったと思う。曲を下敷きにノイジーだったりアヴァンだったりするのもあるのだけど、どれも曲を聴いた印象が強い。本編最後の曲とか、グルーヴのあるポスト・ロックってな印象だったりして、そういうロックなのって大友という演奏家のやって来たことからはちょっと意外だったりするけれど、カッコよかった。あの感じでバンドやると面白いと思うんだけど・・・。