帰路、レコファンのコース

今年最後の帰路レコ。目当ては特に無く、して、やっぱりなかなか食指がそそられず、色々悩んで3枚購入。1時間以上居たな・・・。
ま、まずはなんとなくR&B的なのが聴きたくて、これは割りとすんなり決めたMacy Grayの『Talking Book』。Stevie Wonderのあのアルバムを丸ごとカバーっていうなかなか興味深い企画。しかしこれ、サヴォイからのリリースなんだな、軽く驚く。して、輸入盤2枚買えばそれぞれ¥200引きというセールにあわせて最低でもあと1枚輸入盤の新作を探そうと思ったのだけど、どうもイマイチなんかなーで、ホントはFaith Evansの新譜があれば買おうかなって思ってのになんか見当たらず。んー、と、ここから徘徊が長くなり、考えた挙句に手にしたのはINXSの『Kick 25: Deluxe Edition』。ついこの間解散というニュースを見て「え?、解散すんの?」って思った、、、ってのはウソで、「え?、まだやってたの?」だった。多分多くの人は同じ事思ったんじゃないだろうか? まあでも、オレはINXSと言えば『Listen Like Thieves』という悲しき80年代な人なので、『Kick』にはさほど思い入れは無いのだけど、まあ、久々にいいか、と。して、一応日本人のとこもチェック。して、「は?」ってのを見つけた。BOØWYの『“GIGS" JUST A HERO TOUR 1986 NAKED』。「なんだこりゃ?」って思って確認すると、オリジナルに7曲ほど増えた状態。悲しき80年代、かつ、実はBOØWYファンだったオレ・・・。このアルバムのオリジナルは限定盤だったのだけどちゃんと購入できてたし、沖縄で1度だけあったライブにも勿論行った。けど、よく考えると、実はBOØWYのCDというのを買ったのは少ない。BOØWYが解散するまではアナログがまだ時代のメイン。なので解散後の『LAST GIGS』と『SINGLES』、98年に突然出たベストの『THIS BOOWY』、更に『MORAL』のリマスター盤。とか思い出していて、思い出した。BOØWY現役時代に1枚だけBOØWYのCD買ってた。それは『Moral』だった。あの時は『Moral』は廃盤で、『Moral』の人気が出たので『MORAL』がCDで再発されたんだった。それは持ってたな。その後『MORAL+3』なんて反則も出たのだけど、その+3だけ12インチ・シングルでリリースされたので、そこは12インチ・シングルを買って満足したんだった。あ、あと『“GIGS”Case of BOØWY』も買ったな。んー、まあ、何枚かは持ってるって事になるのだけど、殆どが解散後だったのもの。勿論今回のもそうだけど、アナログを正しく擦り切れるぐらい聴いたので、久々にこうやって聴く機会ってのも、あってもいい気がする。というか、あれから25年経つのか・・・。そら、高校生からオッサンになるには十分な時間だよな・・・。
って事で、早速『“GIGS" JUST A HERO TOUR 1986 NAKED』を再生中・・・。あー、ちゃんとじゃないけど全部歌えてしまう・・・。オリジナル盤では収録されてなかった「Give It to Me」とか、「わがままジュリエット」のB面に入っていた音の悪いライブ・バージョンが大好きだったので、ここで同じアレンジのバージョンを聴けると、正直、スゲー嬉しい。ヤバい、上がる・・・。
聴きながら歌ってヘラヘラしついでにちょっとググって、25年目にして事実を知った・・・。オリジナル盤は武道館でのライブを収録という事になっていたのに、実際は12曲中4曲のみがそれだったとか・・・。マジか・・・。って事は、『“GIGS" JUST A HERO TOUR 1986 NAKED』は、15曲がオレの知らない録音だったって事か・・・。っていうショックを受けたのだけど、これは嬉しいショックだったりする。だってさ、15曲も知らなかった音聴いたんだからな。モンクなんか全く無い。