ROVO 10th Album“PHASE”Release Tour Final

なんとなくそこそこRovoのライブを見ている気になってたのだけど、初めて足を運んだのが2006年で、そこから数えて今回で6回目。で、スタジオコースト東京キネマ倶楽部野音リキッドルームO-Eastと、これまで全部違う場所で見ている。6回目の今夜は代官山UNIT。んー、ここまで違うハコで見るってのも珍しい。Altered Statesなんかはピットインでしか見た事無いのにな。
PHASE』のリリースツアー。ワンマンとはいえ、Rovoがライブするハコとしては、ちょっとUNITは手狭。で、ちょっと苦しい状態。なので、演奏が始まっても最初のウチは他の客と自分との位置の関係性みたいなのを手探りしていて、なんとなく聴いている感じ。で、その位置関係なんかもある程度固まって、音に集中。すると、予定通り、1曲ごとに音の方に気分が持ってかれる。しかも今までで、このハコが一番Rovoの音に合っている。と、思う。CDではわからんかったのが、耳かっぽじらなくても入り込む。ヘラヘラになる・・・。もういい加減、オッサンとしてはユラユラは抑え目を目指しているのだけど、終盤に差し掛かるあたりからはそんな事はどうでもよくなった。トランシーに対してユラユラするのだけど、気が付くとロックを聴いているようにガンガンしてしまったりする。やっぱこのバンドもオレには必要。
アンコール後の勝井祐二のMCは、言いたいことあるけれど、考えつつ、押し留めるような感じで、多分この空気のまま終わらせたいって事か?とか、思ったのだけど、その後の山本精一の一言があまりにもらしい感じで、場を持っていった・・・。
で、年明け早々にRovoのライブの予定が既に決まっていて、しかもまたUNIT。1/15だったか?、なんか『CONDOR』を新しいアレンジでやる、らしい。困ったな・・・、オレが初めてRovoのライブに足向けした時の理由がこのアルバムなんだよな・・・。