梅津和時、内橋和久、ダレン・ムーア

ネットでいくらでも情報があるけど、ので、ライブでチラシを配る事の効果って薄い気がする。のだけど、今夜のライブはASの3daysで知った。やっぱ、効果はあるって事か・・・。
梅津和時と内橋和久の音はお気に入りなので、この2人がセッションとなれば当然気になる。が、Darren Mooreというドラマーについては全く知らず。まあ、それなら調べたりせず知らん状態の方がいいと、思いつつ。クラシックス
1stと2nd、どっちも3つの即興。1つあたりの演奏がこの手のやり方としては短く感じるのだけど、終われば終わるというか、無理に引き伸ばさない。という、事だと思う。結果、どの演奏も飽きる時間がない。
今夜は座ったままでサックスとクラリネットを持ち替えつつ、の梅津さん。やはり梅津さんのスキルはモノ凄い。毎度いつ聴いても、圧倒的なスキルと、あの音色。惚れ惚れする。んー、やっぱ、梅津さんのサックスが一番オレの耳には特別。
内橋っていうと、すぐに多彩って、思う。毎度そういうのを聴かせてくれるのだけど、そういうやり方なのに絶対的に内橋のギター、というか、やり方というか、そういう音があって、刺激的は変わらず。
で、情報なしのMooreは、ヤバい、オレの好みのタイプだった。パーカッシヴなアプローチを持っていて、ブラシが印象的で小物の取り扱いも手馴れていて、まあ要するに芳垣を思わせるタイプ。けど、やっぱり当然違うので、知っているようで知らないその別の感覚が面白かった。あー、Mooreはもう少し機会欲しいけど、今回のこの後はちょっと無理っぽいのだけど、まあでもまたあるだろうと思う。
またしても物販を利用。内橋のはAS時に欲しいものは買ったので、今夜はMooreが持ってきた3枚のCDのうちの2枚を購入。『The Devil's Tattoo』というソロ演奏集と、インドのガタムというパーカッションを扱うSuresh Vaidyanathanという人とのデュオ作『Territorium』。3枚置かれたCD、情報なしなのでどれをって思っていたら、物販の人が気を利かせてくれてMooreに説明を要求。が、ここで英語とかで説明されてもな・・・って思っていたら、流暢な日本語を話す。おお、この人、オレの様な日本人にやさしい存在だな。助かる。それで結果選んだ2枚、特に新作の『Territorium』がお勧めらしく、早速この後再生してみる。予定。