SENSATIONAL meets Koyxen

ヒップホップはそれがメジャーになってから、なんやかんやずっと聴いてる。のだけど、ライブってのは、殆ど行った事が無い。イベント的なのの中でちょろっとそういうの、ってのぐらい。まあ来月TBHを見れるのだけど、このタイミングで、スーパーデラックスでのSENSATIONALのライブに足向け。が、SENSATIONALについての予備知識は元々、無かった。が、元JBsって、は?、と。JBsにあの3人以外が面子だった事があったっけ?、それってオレがJBsを聴かなくなった今世紀に入ってからの事か?って思ったら、なんと93年の『J. Beez Wit the Remedy』だった・・・。マジか・・・と、思い、SDLXに行った。が、まあ、イベントのりだったので、タイムスケジュールを確認して、SENSATIONAL以前は端折った。
KoyxenとDJ Scotch Bonnetがインダストリアルな音で場を作る。ヒップホップ的、ではない。KoyxenはKouhei Matsunagaの変名で、その音2回ほど聴いていたので、この音には納得だし、多分こういう音とSENSATIONALというラッパーが組み合わさる事でオルタナしてるのだろうと、か、考える。して、SENSATIONALが登場。アメリカのモノホンのラッピンがかまされる。んーまー、何をラップしてるのか全くわからんけど、いややっぱモノホンは違うや、と。ヒップホップってのはこうやって、ダイレクトに腰にくるよなあとか思ってて、あ!、と、気付いた。トラックの2人、やり方は打ち込みのニカ的な音色だけど、トラックはヒップホップしてる。Koyxenにそんな素養もあったか、と、ちょいニヤニヤ。個人的にはアナログでDJしてくれるのがヒップホップとしては好みなのだけど、こういう場、だと、この音もなかなか気持ちいい。最近で言えばDeath Gripsとか、思わせる。途中、ここまでの場を作ったと思われる日本人のラッパー達が加わったりして、1MCで1時間以上のセットというきつそうなセットに変化をつけていた。
んー、来月見るTBHは音だけじゃなく言葉そのものも含めて全部に対して耳を開かなければいけないのだけど、その前にここで音としてのヒップホップでニヤニヤ出来たの、タイミングとして、オレには丁度、だった。