Bushman's Revenge & Team Hegdal

アンコールを含めて終わったのは21:35ぐらい。そこからすぐに外に出たかったけど、客大杉なのでそうもいかず、やっと外に出て、急いでタクシーを拾う。目的はスーパーデラックス。ツイートで出ていたタイムテーブルによると、Bushman's Revengeは21:55の予定。こういうのが出てしまえば、これより早く演奏を始めることはない。ので、22:00頃までに間に合いたい。と。¥1,000ちょいでたどり着いて、22:00ぐらい。エントランスに行くと音が漏れてる。が、どうもサックスの音。「ん?」って思って、受付のおにーちゃんに確認。すると、まだ2ndだった・・・。中に入る。完全に諦めていたTeam Hegdalの演奏も、わずかながら聴けてニヤニヤ。Team Hegdalのジャズは、今の北欧というか、ノルウェーのジャズのその感じで、なんで90年代の終わりごろから突然ノルウェーのジャズがこんなことになっているのか、実はいまだによくわからんけれど、やっぱ単純にミュージシャンの力量が半端ないって事?
短い休憩でBushman's Revenge。あー、これ、これ、これ。LITE聴いて、LOSALIOS聴いて、その2つ聴いたからこそ余計、Bushman'sが聴きたかった。初日と同じ位置で聴き始めたのだけど、なんせクアトロの状態とは違って思いっきり余裕がある。ので、そこから丁度反対側に移動。画を変えてみた。そうやってガッツリ演奏の姿を吟味して、あー、あの印象的なリフは勝手にギターの印象だったけど、ベースがそれを担当しているところもあって、そのテクニカル具合と、音と音の間を上手く付き合わせたグルーヴを作っているだけじゃないRune Nergaardというベーシストにニヤニヤ。単純なロックビートしつつ、やっぱそのジャンルとは違うのを組み合わせてくるGard Nilssenのドラムにも、当然ニヤニヤ。して、エレキでロックなギターっての、こう弾いて欲しいというの、やってくれるEven Helte Hermansenのそれ、あーやっぱ、スキルが高ければ高いほど、そういうギタリストの音の出し方は共通していると思う。何を思ったかって、unbeltipo trio、を思った。
最後はTeam HegdalのEirik HegdalとAndré Rolighetenが曲の最中に加わって、Team Bushman'sってな状態。初日には見られなかったこの演奏、Nu Thingsのつぶやきと同じく、Soft Machineを思った。
ライブ終了後、当然物販に寄る。初日も買ったけどさ、これは、また、買い足そう、と。したらHegdalが「Welcome Back!」って・・・。覚えられてたか・・・。あーまーあの時、喋れない英語なので無理やり単語をぶつけたりしたんだよなあ。それと、物販でどれがなんだかわからないけど何か買いたいって感じの女の子2人組みに、勝手に商品説明などをかましたりして、その挙句アナログ1枚とCD2枚の売り上げに貢献したの、Hegdalは見てたから覚えてたのだと思う。しかしその女の子のCDを選ぶセンス、ある意味勉強になったな・・・。
で、まあ。しかしこのツアー、ブッキングというか企画というか、誰が関わってるんだろう? 2年前のBushman'sと今回、完全に物販はミュージシャン本人が担当していて、日本人の関係者が全然見当たらなかった。まあHegdalってのがかなり陽気なタイプなので、英語を理解してないオレみたいな客でも物販をこなしてたんだけど、なんかちょっと、気になった。
Team Hegdalは初日はあえて全く知識無しで聴いたのだけど、その後ネットで調べて、あーーーそうなのか!って。HegdalはZanussi Fiveのメンバーであり、実質的に今のTrondheim Jazz Orchestraのメイン。で、今日明日はピットインでTrondheim Jazz Orchestraでも演奏しているMats Eilertsenのライブがある。Eilertsenは何度か来日しているけれど、今までは不思議とタイミングが合わせられずライブを見れてない。が、明日、やっとその予定。して更に、Paal Nilssen-LoveがKen Vandermarkと昨夜から日本ツアー。なんだろうなー。この2週間ほど、ヤバイ。