Bushman's Revenge & Team Hegdal

昨夜は約2年ぶりのBushman's Revenge。2年前と同じくスーパーデラックス。最初にスケジュールが出たときはワンマンだったと思うのだけど、ドラムのGard NilssenとベースのRune Nergaardが共有されたTeam Hegdalというバンドも帯同でツーマン。
1stがTeam Hegdal。予備知識全くなしだったので、ガッツリとジャズした演奏に、ちょっと驚いた。SDLXでこういうジャズ聴くの、結構久々な気がする。アヴァンな、フリーなジャズってのとは違って、今時のノルウェーらしいジャズ。だと、思った。カルテットなのに、フロントのEirik HegdalとAndre Rolighetenの2管のメインがサックスってのも、ちょっと変わった編成。その2人はクラリネットに持ち替えたりもしつつ。正直な話、SDLXは若干アコベにはキツイって思う。けど、Nergaardがイントロ担当曲ではゴリゴリと響いていたのが強い印象。Nilssenのドラムもジャジー一本やりでもなく、ちょいパーカッシヴに響いたりするとこがなんとなく芳垣とダブる。
2ndがBushman's。2年前はNergaardが怪我してしまって急遽デュオって状態だった。あれはあれでレアかとも思う。しかも確か、まったく演奏を切らずにセットをこなしていたような記憶。今夜も最初、曲がつながって演奏していたのでそういうやり方?って思ったけど、そんなことはなかった。で、やっぱ、ベースが加わった状態は2年前よりも、当然、よい。ギターとドラムがガンガンはしるのの間を、エレベに持ち替えたNergaardがグルーヴで埋める。って印象。もしかしたらFile Under: Jazz扱いなのかも知らんけど、Bushman'sにはジャジーはほぼ無い。というか、このバンドは、インストなロック。サーフロックとかサザンロックとか、そういうのを感じる。けど、メロウなとこはなんかJacoっぽかったりする。それとこのバンドは、なんて言っても曲の出来がいい。かなり(E)。
当然物販を利用。Bushman'sのは全部持ってるので、Team Hegdalの『Vol.2』とLord Kelvinの『Radio Has No Future』を購入。Team Hegdalは、もうちょいCDで聴きこんでみたい、って、思った。
この後は西日本でいくつかライブをして、9/5にもう1回、SDLXでライブがある。当然行く。と、言いたいのだけど、、、残念ながらその日は別のチケットが手元に・・・。2年前も2日目も行きたかったけど別のチケットがすでにあったんだよなあ。まあもちろんそっちも楽しみなのでいいのだけど、思わず『Little Bit of Big Bonanza』と『Never Mind the Botox』を再生していたら残念な気分が増してきた。当分封印するか・・・。