勝井祐二 2days - 初日

スケジュールが出たときちょっとどうするか微妙。だったのだけど、今月の序盤にまあ行けるってなって、一応予約した。で、これが大きな出遅れ。開場前についたら久々に「おおお!」ってな待ち。チケット制じゃなかったので動員の読みを、ピットインがしくったって事・・・。久々にピットインでの立見をしたのだけど、ピットインは座って見るハコなので、少しの立見ならともかく、ほぼ満員のような立見になるとキツイ状態になる。まあそれでも多少の視界を得られてよかった。
まずは勝井とユザーンのデュオ。ここでの勝井はエフェクトしない音なので、ユザーンのタブラとの絡みはエスニックな雰囲気。つづいてスガダイローが加わる。すると途端、フリージャズが出てくる。してさらに中村達也が加わる。ここでは序盤、フリージャズを引きずったような印象なのだけど、徐々に変化。して、勝井らしいスペーシーな音。まあ簡単に言えばRovoっぽい。方になる。
2ndは最初から揃い踏み。勝井のヴァイオリンがミニマル気味を多目に聴き取れる。ちょっと音量的にユザーンが不利だった気がするのだけど、まあそういう事もある。ローのピアノもミニマルかつ、あの強めな音だし、達也のドラムが結構グルーヴする。あー、勝井以外、皆パーカッシヴって感じ。でもアグレッシヴな展開にもなって、ちゃんと個々のらしさも聴き取れて、結構な、満腹。