それでも、サッカーは続く・・・

EURO 2012も全チームの2試合目が終わって、なんとなく、現チーム力が掴めてきた。やっぱスペインのサッカーが最もで、それに次いでドイツ、フランス辺りがにおわせる。この辺を崩せそうなのはロシアか?って、思う。こういう時、最もなチームと対戦したらどうなるか?って予想をして考えるので、スペインに対してドイツ、フランス、そしてロシアならもしかしてって思う部分があって、もう1つ足すとするとやっぱイタリアなのだけど、ここは完全にピルロ次第だからちょっと気が引ける。あと、妙にクロアチアを面白がる声があるけれど、まあそれは無い。クロアチアがスペインに勝つイメージは全く浮かばない。速いクロスで攻めてくるチームだけど、その分高さを活かせてないので、スペインの唯一の弱点を突ききれないと思う。
で、はぁぁぁな、オランダ。まあ、2年前のW杯時はつまらないサッカーをしてくれて、それなのに勝ち進み、一応オランダ代表のファンである立場としてはなんともいえない気分で応援していたのだけど、それからわずか2年、ほぼ面子が変わらずにしっかりダメなチームになってくれている。あー、4年前のEURO 2008からもそんなに面子変わってないよなあ。あの時はグループを圧倒して勝ち進んで、ロシア戦で大きくこけて、まあオランダらしいなあって妙に納得もしたのだけど、今回はファン・マルワイクというつまらないサッカーを作ってくれた監督の集大成らしく、見所の無いサッカーで突き進んでくれている。4年前の監督はファン・バステンだったわけよ。オランダが唯一もっているタイトルは1988のEUROで、そこであの伝説的なバステンのゴールがあった。

これを見たときは「へ?」だった。どういう事でこんなゴールが決まるのか、全く変わらんかった。って、昔の記憶に逃げても仕方が無い。一応数字上はオランダには可能性が残されている。一応。ここで変なこだわり捨てて、思いっきり攻撃のコマを並べた布陣でやってくれてば、グループ敗退でも先につながる気がする。フンテラールをCFにして、ロッベンとペルシで3トップ、トップ下にスナイデルはそのままで、アフェライとカイトが攻撃的MF。ボランチ気味にファンデルファールト。こうなるとDFは3人しか置けないけれど、どうせオランダのDFはザルなので、適当に3人並べとけばいい。これでとにかく攻めまくって、派手に勝つか負けるか、もうこれぐらいの博打しないとダメだろ。