帰路、タワレコース

オレは一体何をやってるんだろう・・・、とか、思うのだけど、仕方が無い。そもそも昨夜レコファンBobby Womackの『The Bravest Man in the Universe』があれば、連夜CDを買うための行動なんて不要だった。つーか今週は月曜もレコファンして、火曜は物販でONNのCD-Rを買っている。4夜連続CD購入行動・・・。アホだと思う。
まあそんな事を言っても仕方が無い。とにかく余計を目に触れないように、4階にしか行かないと決めたのだけど、つい、5階にも上がる・・・。色々見つつ、でも、買わない。が、もしアレがあれば、買ってもいい。と思ってSonny Stittの『Tune Up』を探すけど、やっぱ無かった。まあいい。これでいい。
して、4階に下りる。『The Bravest Man in the Universe』を見つける。そら、あるよな。が、これだけ、ってわけにはいかなかった。というか、元々もう1枚、買う予定はしていた。D'Angeloの『Voodoo』。個人的にこの『Voodoo』はR&Bの傑作の1枚だと思っている。20世紀最後の傑作かもしらん。それ以後、この作品に匹敵するR&Bは見当たらず、徐々にそのジャンルから縁遠くなった。が、その『Voodoo』、CDを当時の彼女の部屋に置いていたので、オレの手元には無い・・・。んー、これは、と、常々思いつつ、なんかリマスターとかそういうタイミング無いかなあって思っていたけれど、なかなかそうならず、なんかここに来て古いR&Bとか聴いていて、リアルタイムで接する事の出来なかったそれらをそういうタイミングで聴いてきた人たちに嫉妬を思いながら、が、オレには『Voodoo』がある。と思ったのだけど、実際には手元に無い・・・。あーもー、ここだ。と、思っての購入。
MCAへの追悼をみて、渋谷のタワレコもチョイ久々だと気付く。当然、Beastie BoysのCDが並んでいる。まあ、ベストみたいなもの以外は持っているのでチラ見だったのだけど、「ん?」、と、なる。『Licensed to Ill』の輸入盤、CDのトレイがシースルーになっている。「あれ?、なんで?」と思い、手に取る。したら「The Def Jam Remasters」と、書いてある。「へ?」、と、なって、慌てて裏面を見て、2000年にリリースされたものだと知る。『L2I』って1度リマスターされていたのか!と、驚く。ってのも、『Paul's Boutique』から『Hello Nasty』まではリマスターされて拡張盤になっているのに、『L2I』だけなんでリマスターしないのだろう?と思っていたから。そうか、1度リマスター盤出しているから、拡張盤をだしてないのか、と、思った。MCA逝去後、当然の様にBB3を聴き返しているのだけど、『L2I』だけは聴いてなかった。ってのは、CD、確実にこの部屋のどこかにあるはず。が、もう探すのは厳しい・・・。ので、んー、と思ってたのだけど、リマスター盤なら購入する理由になる。という事で、結局『L2I』も手にした・・・。
昨夜購入したものもまだまだ聴いてないのに、今夜購入したもの、とりあえずどれかをと思い、『Voodoo』を選択。

Methをフィーチャーしたこの「Left & Right」は先行シングルだったのだけど、これがあまりにカッコよくて、逆にアルバムが不安だった。この曲だけ特別なんじゃないか?って思った。が、間違いだった。今久々中だけど、今聴いても、この音は、抜きん出ている。ジャジー含みなのに、小洒落ているどころか、B。