まだ解らないのか!

音楽実験室な新世界で、今年19本目のライブ観賞。三上寛のライブ。花田裕之の『流れ』がここでなければ、多分このライブには気付かなかった。これがタイミングってのだと思う。しかも今日は三上の62歳の誕生日だとか。なんてタイミング。
アンコールを含めて丁度2時間。休憩なしで、三上が弾き語る。いや、あれは、弾き語るってのとは違うな。あれは叫び。シャウトなんてのとも違う。歌と音楽のベースは演歌だと思う。ギター1本でそれをやるってのは、いわゆる『流し』が頭に浮かぶ。それがギブソンで、なのだけど、あれは歌伴としてのギターじゃない。あのギターは、三上の歌と一緒に叫んでる。同調ってのは生易しい。あの歌とギターは同化していた。