南 博 3DAYS - MMS

ジャズが聴きたいなあ、って、時々なる。この場合、ジャズ、としか、言わない類の音の事。今そんな感じで、ピットインのスケジュールをチェックしたら南博の3daysがある。初日の今夜は、面子がサックスの津上研太、ベースに水谷浩章、ドラムが本田珠也。おー、面子も、これは、丁度具合が良いなあ。と、足向け。あー、ここ2回書くの忘れてたけど、今夜で今年11本目のライブ観賞。
MMSは(Thelonious)Monk、(Charles)Mingus、(John)Coltraneらしく、、、じゃなくてSは(Billy)Strayhornの事で、この3人の曲を演奏する為のユニットらしい。ってことで、選曲も演奏も、まさに、ジャズ。だった。あー、よく考えてみたら、本田がこういう曲の為の演奏をするっての見た記憶が無く、なのでなんか、ちょっと意外な感じもあったけど、まあ、さすがな感じで、時々持ち前のパワフルなのも叩き込んで、そういう欲まで満たしてくれる。津上はONJOでの演奏しか知らないのだけど、あそこでの音とは違って、ストレートにサックスを鳴らす。しかも結構渋い。けど、浮遊しているというか、妙に軽やか。それは軽い音ってのとは違う。その音を聴く機会が少なかったけれど、こういう音はなかなか、印象に残る。水谷はいつもの様にニコニコした雰囲気で、流石に余裕な感じなのだけど、ステージを見ない状態で水谷のベース・ソロを聴いていたら、あれ?、アルコ?って思ってステージを確認するとピッチカート状態で、それでアグレッシヴな擦弦の様な音だしてたのか、と、ちょっとニヤニヤしてしまった。そしてメインの南のピアノは、淀みないのにジャジーって言いたい音で、ヴィヴィッドでまくし立てないのに、羅列される音は際どい。アンコールは南の独奏だったのだけど、凄く、美しい演奏だった。
ジャズに満たされて帰宅して、23:30近い時間だったのだけど、そこから、もう1つ、大きなイベントがあった。Foo Fightersの追加公演のチケット確保。16日の00:00からって事で、気合を入れた。FFの来日は勿論知ってたけど、何故か東京公演が横浜アリーナってなってて、は?、と思ってた。これはおかしい、絶対、あるだろ。と。いくらなんでも横浜アリーナで見る気はしない。だから絶対、追加公演がどこかであるはず。と、思ってた。したら、やっぱりだった。AX。誰だって、どう考えても、横浜アリーナよりAXで見たいに決まってる。なのである程度チケットが掃けるまで引っ張ったんだろう。まあ、いい。ここでチケットさえゲットできればOK。が、こういう時、オレは結構負けている。ので、緊張しつつ、00:00になった途端サイトを開くも、なかなかつながらない。が、諦めず繰り返す。1ページ進んだ! が、その後、またしてもつながらない。焦る・・・。これはダメなパターンだ・・・と、A型らしい悲観。が、進んだ! すると、ぴあのサイトなのにぴあのアカウントでは購入できず、イチイチ全部入力。焦る・・・。慌てて財布を鞄から取り出し、クレジットカードの番号とか色々打ち込む。こういう時に激しいタイプミス・・・。焦る・・・。ちょっと、泣きっ面気味。が。無事チケットゲット! やった! って、安心。あー、もしかして、オレが勝手に焦りまくっただけで実は結構余裕だったりするのか?って思って、00:20ごろに再度サイトをチェックすると、売り切れてる。あー、そうか、オレはかったんだな。Pat Smear!