帰路、レコファンのコース

今年、このタイトルをやっと使う。って言っても、今夜が初のそのコースだったわけじゃなくて、今夜で3度目なのだけど、以前2回は、実は行ったけど何も欲しいものが浮かばず、収穫なしという状態。多分2回連続で何も買わなかったってのは初めての事。で、今夜今年3度目にして、やっと、レコファンでの購入。まずは『Anarchist Republic of Bzzz』というヤツ。これはArto Lindsay & Marc Ribot & その他というヤツで、2009年にアナログでリリースされていたののCD化。というのを、その場で知って、「こんなの出てたか!」というパターン。続いてJoao Gilbertoの『Joao Gilberto』で、これでやっとオデオンなJoaoの再発完了。相変わらずどーでもいいボートラを含んで増量しているのだけど、その部分、結局聴かないんだよな。まあこうしないと、オリジナル部だけなら3枚のアルバムが1枚に収まってしまうので、商売としてはこれなんだろうな。で、今年の純粋な新作をやっと購入。Acoの『LUCK』がそれ。AcoのCDを買うなんて10年ぶりぐらいな気がするのだけど、これ、タイミングだよなあ。それ+、ジャケが、良い。ので、購入。して、帰宅後聴いたのがこの作品。この声、が、オレは好きだな。
毎月第3月曜の、月刊Orquesta Nudge! Nudge!@スーパーデラックス。に、行った・・・。これが今年3本目のライブ観賞。そろそろ飽きてくるか?と思わんでも無いけど、前座にレナード衛藤なので、それをSDLXでってのは、ちょっと見たいわけで、なのでへこたれずに足向け。
衛藤は勿論和太鼓系で、ある意味エスニックなそれをSDLXの様な場所で聴くというのがなんか不思議な感覚だけど、大太鼓のあの、知っているような知らないようなあの音色がくすぐったい感じがあるけれど、でもやっぱ、ビートってのは、良い。一見尖ってない音なのに、結構えぐるように響くこともある。最終的には芳垣&岡部とのトリオセッションで締めるのだけど、この3人でのビートの羅列が結構アグレッシヴ。
この後間を置かずにONNの演奏。まあここは、いつものあれで、いつもと比べての新味ってのは、正直、無い。けど、やっぱ、楽しい。あー、そうか、飽きるって言葉は違うな。飽きてはいない。けど勿論、慣れてしまっている。それは仕方の無い話だろ。が、慣れても、結局東京エール片手にゆらゆらニヤニヤと、してしまう。もうさ、今更、岡部があれしたりとか、わかってる。辻コースケの剛腕も、染み付いてる。のだけど、ちゃんと最後までニヤニヤしたまま、ゆらゆらした。来月はゲスト無しらしいけど、でもどうせ、また、行くんだろうな・・・。