デラックスとかレガシーとか

年末に急遽、というか、なんとなく、デラックスなエディションらしきモノをいくつか購入した。どうしようかと思っていたのがThe Rolling Stonesの『Some Girls』で、これの日本盤には1曲ボーナスが付く、と。けどその1曲に¥1,000以上の差額を使う気にはなれず、でもなあって思いつつ、保留が続いて、あーやっぱ輸入盤でいいや。と。決めていたのでレコファンで買えばよかったけどなんとなく忘れてしまっていて、じゃあって思ってamazonにオーダー。今、amazonの当日便の無料キャンペーンに入っているので、すぐに届いた。で、そこでオーダーしたせいで、The Kinksの『Kinda Kinks』と『Kink Kontroversy』が妙に安い設定になっている事に気づき、当然の様に同梱。して更に、Billy Joelの『Piano Man』と、結局4セットの購入をかました・・・。
Stonesの『Some Girls』を買うのは今回が初めてだったのだけど、なんで買ってなかったのか?自分でも知らんけど、聴いてみると知っている曲ばかりで、Stones、やはり恐るべしなバンドだと思う。けど「Lies」とか、このアルバム以外に収録されていない気がするのだけど、なぜかよく知っている曲。カッコいいんだよな、この曲。Stones流パンクかもしらん。ボーナスなディスクの方は、知らない曲ばかりのアルバムとして聴ける。70年代のStonesのクオリティーで知らない曲が並んでいるのだから、ニヤニヤする。
Kinksはオリジナル部は持っていたので、レアなトラックの並ぶDisc2がお目当てで、そういうのが並んで、終盤にBBCのナレーションらしき部分まで含んだトラックを聴いていると、なんかラジオを聴いている気分になって、なんかそれもいい感じ。つーか、WhoはシカトでBeatlesの2つの箱モノはいまだに封をきっていない状態で、StonesとKinksを続けて聴いたりとか、なんとなく贅沢な気分がする。
で、。今年最初に再生したモノはBilly Joelの『Cold Spring Harbor』だったりする。これを初めて聴いたのは中学なガキの頃で、Billy Joelを聴くきっかけは「You're Only Human (Second Wind)」だった。Billy Joelの名前は知っていて、けど大人の聴くものだと思っていてカンケー無いと思っていたのだけど、「Only Human」がヒットしてMTVでそれを覚えて興味深くなって、したら『Greatest Hits Volume 1 & Volume 2』がリリースされた。で、これを、カセットで購入した。2本組。これを繰り返し聴いた。スゲー気に入った。で、じゃあまたBilly Joelのなんか欲しいなって思っていて、買ったのが『Cold Spring Harbor』だった。『Cold Spring Harbor』を選んだのは単純な理由で、『Greatest Hits』に『Cold Spring Harbor』からの曲は1曲も入ってなかったから。で、多分これが旧譜を購入という初めての行動。まあそんなで『Cold Spring Harbor』を聴いたのだけど、これを当時どう思っていたのかは、実は覚えていない。ただ、中学なガキの頃に買ったLPなんて多分10枚ぐらいしかないはずだから、そんなだから必然的に繰り返した。それを数年前にふと思い出して『Cold Spring Harbor』を買って、多分20年ぶりぐらいに聴いて、まあちゃんと頭の中にこのアルバムの曲が残っていて、で、なんか、嵌った。実はBilly Joelはその後新譜を『River of Dreams』まで追って、その後止めた。だから旧譜には手を出して無かった。まあ、『Cold Spring Harbor』があれば旧譜はイランなって思っていた。のだけど、『Piano Man』のDEのDisc2はライブ音源で、これに『Cold Spring Harbor』の曲が入っている。ニヤニヤするのは言うまでも無い。もちろん折角なので『Piano Man』も聴く。『Cold Spring Harbor』の後の作品とは言え、やっぱちょっと違う。音のメリハリがある。音のバランスが、ちゃんとしている。『Cold Spring Harbor』は結構ピアノの印象が強い作品なので、それに比べるとって事なのだけど、でもやっぱこうきたから売れたんだな。とか思いつつ、Disc2を再生。スタジオでのライブだとか。歴史的な音源らしいけど、まあ、どうでもいい。『Cold Spring Harbor』の楽曲が、別の録音で聴けるってだけで満足。予定通りニヤニヤした。