Brandon Ross 2011 LIVE IN JAPAN! 楽日

悩んだ結果、今夜はふたご座流星群がよく見えるという事なので、まあそれを見ることは無いのでその代わりに月見でも。と、かなり久々に月見ル君想フに足向け。というか、やっぱ何年かぶりなので、Brandon Rossを見倒しておこうと、多分それがいいだろうと、思った。Dans Les Arbreは明日見れるし、Rovoは、あーオレ、よく考えたらあんまり映像見てないんだよなあ、という事で、VJさんがいなくなっても、そんなに影響は無い。という事にした。
Brandonとツトム・タケイシのコンビで、Living Lovers、ってことなのだと思う。1stは、セットの最後に外山明が加わった以外はデュオ。この日もBrandonはアコギとミニなアコギ。エレキ無し。タケイシは当然ギターなアコベ。タケイシのアコベはこの3日間で一番大人しい。Brandonは相変わらずな調子。これだけでの演奏が濃密。Brandonの音楽は薄くて濃い。それを、遠慮なく、かまされる。そこに外山が加わった時、どうなるんだろう?と思ったけど、譜面無しで音を入れ込む外山は、ドラムセットを上モノにして装飾。
2ndは最初と最後が外山抜きのデュオで、間はトリオだったのだけど、1stと異なる印象は殆ど無い。ジャジーでブルージーで、でもジャズともブルースとも違っていて、あーそれは、アメリカーナな感触があるからだな。と、思う。今日の歌唱から、あえてこの言い方を使うけど、ニグロなBrandonの音がそういうミュージシャンの誰とも違う洗練された個性を持っているのは、この3日間聴き続けた事で、こういう事になったんだなって、わかったつもりになった。