Brandon Ross 2011 LIVE IN JAPAN! 中日

あーこのへんか、と思いつつ、アリストホールへ足向け。この辺り、若い頃はウロウロしてたんだよなあと、思うと、感慨深い。
アリストホールは小編成のクラシック向けって位置づけという雰囲気。まあ、全くオレの柄じゃないとこ。ホールよりエントランスの方がデカイ・・・。
1stは、鈴木大介のソロとBrandon Rossとツトム・タケイシのデュオが入れ替わりつつ。タケイシは昨夜と同じギターな感じのアコベで、Brandonはアコギと、ミニなアコギ。鈴木の、クラシックなギタリストならではの運指と、Brandonのジャズからのギターの違いを、こういう場で、ジックリと聴くのって、なんか、凄く、贅沢な気分。鈴木の演奏はピットインでの鬼怒無月とのデュオと、SDLXでのOrquesta Libreとのカップリングというのを聴いているけど、どちらも鈴木にとってはアウェーな場なわけで、ここが鈴木にとってはホームで、Brandonにとってはやっぱアウェーな場、なんだろうなあとか、余計な事も考える。
2ndは3人揃い踏みで、多分主に武満徹の曲って事だと思う。そういうメロをBrandonが爪弾くのを目の前にすると、やっぱりギャップとか思ってニヤついてしまう。けど、更にニヤニヤさせるのがタケイシで、この人は昨夜に続いて奔放な音。ホストが鈴木で看板がBrandonなライブだと思うのだけど、一番目立つのがタケイシという結果。クラシックなお客様たちは、タケイシの演奏をどう思ったのか?って、気になる。
物販を使う。昨夜は買うのを忘れてしまった、Kip Hanrahanの新作『At Home in Anger』を購入。来年の1/18リリースのものの先行発売。Hanrahan名義って、結構久々だよなあ。
さて、問題は明日。Brandonの最終日、Dans Les Arbreの初日、RovoのVJさんさよならライブという、3つも重なっている・・・。これはさすがに今日決めるのは無理。明日のいい時間にその時一番聴きたいのはどれか?って考えて決めるしかないな。しかし、3つ重なるのはどうか?、と、思う。