Brandon Ross 2011 LIVE IN JAPAN! 初日

Kip Hanrahanのライブの面子として来日したBrandon Ross。が、ついでにちょろっとツアー。初日の今夜、ピットイン。前回の来日がいつだったか?と思って自分のブログをチェックしたけど見当たらず。という事は、6年以上前なのか・・・。
その前回のときもピットインでライブを見ていて、その時、サイレント・ギターも扱っていた。今夜はアコギとヘッドレスなエレキ。そして、同じく来日というか、一時帰国のツトム・タケイシがギターの様なアコベ、ドラムに芳垣安洋というのが、今夜の面子。
Brandon名義で『Puppet』と『Costume』というアルバムがintoxicateからリリースされているのだけど、その感触のライブ。Harriet Tubmanの様なのは無い。いかにもなカラフルも全く無い。2ndなんざ、アコギしか弾かなかった。けどその独特は、トーストの焼き目だけでモナリザを再現してみせる人のやり方を思い出す。わずかに見える陰影が持つ表現の幅。それを、メインのBrandonよりもアグレッシヴに表現するタケイシと、ビートだけじゃないところでリズムを見せ付ける芳垣の音がバランスする。
1stで1曲、2ndで2曲、Brandonの歌もあって、なんかその歌声でEphraim Lewisを思い出した。
明日はBrandonとタケイシのコンビが鈴木大介を加えて、『夢の引用』のコンセプトの再現、か。アリストホールってとこか。うん。