帰路、レコファンのコース

は、今週は今日、木曜になった。欲しいのはあったけど、まあ、レコファンには無いだろうと。で、やっぱ無かった。けど、新譜色々あって、ちょっと悩んだ。Joe Henryの『Reverie』とJohnny Winterの『Roots』はamazonに予約してあるので、キャンセルってのも出来るけど、まあ、我慢、という事にして見送る。で、考えた挙句に手にしたのはSteve Reichの『WTC 9/11』とBrutal Truthの『End Time』、そしてFishboneの『Crazy Glue』を購入。元々好きなものだらけ、という状態なので、ニヤニヤは当然。これらのCDのリリースの情報を全く持ってなかったので、得した感もある。
で、。昨日レコファンできなかったのは昨夜ONNを見に、スーパーデラックス。だったから。今回はSUJIがフィーチャーされるとあって、まあ、これはオモロイだろ、と。して、そのSUJIのソロから。SDLXの出入り口付近に設けられた、ソロのセット用のステージ。ここでSUJIがタップする。場所的に視界が得やすい人は少なかったけど、あのパーカッシヴが響くのが、面白い。さらに女性ピアノ奏者を加えてデュオの演奏。音楽がジャズしている。短いセットだったけど、所謂インプロとは違うのが、面白かった。
本編のONNのは、結構長めの演奏から始まった。ここで、芳垣が関根真理に結構長めのソロを要求。なので長めにガシガシとする関根さん。これまでにも勿論関根さんが叩くのを聴いているのだけど、こういうフィーチャーはなかったので、ここで、その叩くのの感じに、おーって、なった。女性パーカッション奏者っていう色でONNであるというわけじゃなかった。その後も意図的?って思うぐらい、関根さんをフィーチャーしてた。
終盤に差し掛かるところでSUJIをフィーチャー、する。けど、めんどいのでその辺はいいや。
なんか、今回は明らかに今までと音楽のアレンジが違っていたと思う。ONNの時、あまりそういうの、気付かないのだけど、今回は鈍いオレでもわかるぐらい、違っていた。ように感じた。染み付いて知っている曲なのに、それが新鮮って、気持ちいいよな。そのせい、で、終わったのが22:30とかだったと思うのだけど、その間ずっと体はリズムを追っていたので帰りのバスに乗って足に疲労がきていることに気付いた。いい年こいたんだからこうなるのを避けようと思いながら体に来るライブには接しようと思っているのだけど、ONNは、ちょっと、なかなか、そうは、いかん。かった。そういえば客席の感じも面白かった。元々、着席の割合のほうが多かったのだけど、気がつくと、その座っていた客達も席を外して立ってリズムに体をあわせていて、なんかそれがいい感じだった。客席が、やっぱリズムって気持ちいいなあって、その場がそうなっていくのは幸福感な感じ。でした。