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チョイ久々なスーパーデラックス。いつもの様に、あのカフェを見て半笑いしようと思ったら、、、無い。花畑牧場カフェがとうとう閉店! 半笑いは丸笑いに変わった。そらそうだろ、だって、客が居るの殆ど見たこと無い。背伸びしてあんなとこに出店するのが、どう考えても間違い。まあ、しょうもないへんなヤツにそそのかされたんだろうけど、さすがにF*!#in'ヒルズは違うんじゃないか?って、何故気付かなかった?
とか、思いながら、SDLX到着。芳垣安洋のOrquesta Libre、6月にピットインで見た印象から、客足はあやしい気がしていたのだけど、なんか、結構、埋まっていて、ちょっとビックリ。もちろん、良い傾向、です。
1stはゲストの鈴木大介のギター独奏から始まる。鈴木のギターを聴くのも、結構久々。数年ぶり、ってなもん。だと思う。クラシックなギタリストだけど、鬼怒無月とのデュオをやったりとかして、模範的なクラシックなギタリストというのは超えている。その独奏だから、やっぱ、指の動きが凄く気になる。ので、ガン見。あの動きで柔らかい音色で粒揃いまくりで、やっぱ、こう、良い。ギターを聴くって行為の時は、完全にジャンルは気にならなくなる。そして芳垣が加わって、デュオ状態。少し気に障るような音を小さめに持ってきたりする芳垣。ので、音の大きさで言うと大人しい感じだけど、ちょっと、違う。と、思う。
短い休憩の後、Orquesta Libre。芳垣なりのスタンダードな楽曲を演奏するバンド。やっていることはピットインの時と大きく異なるわけじゃないので、めんどいので端折るけど、なんか、Brassticksと同質の浮遊感があった。ピットインの時は、そういう共通点は感じてなかった。と、なると、意外にも、このバンドはSDLXに嵌るのかも知らん。ジャジーとは、違うからなあ。ベースが鈴木正人ってのが、また、丁度な気がした。
アンコールが終わって外に出ると、22:30ぐらいだった。開演予定の19:30から、そんなに遅れもせず始まって、セット間の休憩も短め。更に、1stが短めだったので、2ndは結構長いセットだったって事になるのだけど、実はSDLXに入ってから出るまで、全く、1度も時間の確認をしなかった。いつもなら、少なくても1stの終わった時間と、2ndの始まる時間はなんとなく時間を確認するのだけど、なんか、そんな気にならなかった。なんだろうな。まあ、SDLXに長く居たという事は、それだけ東京エールを多く飲んだことになるので、財布には厳しい話なのだけど。
来月のSDLXな月刊芳垣安洋はONN。しかも、フィーチャリングSUJI。きたか。これをSDLXで見たかった。これは間違いなく、誰が見ても楽しめる。SUJIに対するイジメと言いたくなる、様な、ガンガンになるのは間違いない。