PERE-FURU

PERE-FURUのライブを1回だけ、見ている。一応。ログを書いていて良かったのは、こういうのをサクッと調べられる。事。2007/9/6にクラシックスで見た、と、書いてある。それ、よく覚えている。勝井祐二が体調不良でライブの出来ない時期で、更に当日台風という、泣きっ面に蜂、状態。して、観客5人だった。当時、PERE-FURUの面子だったSamm Bennettが、客席を見て驚いていたの、思い出す。
今夜はちゃんと勝井と鬼怒無月のコンビ。それにプラス、松田美緒松田美緒は、そのPERE-FURUの8ヶ月ほど前に、鬼怒のソロライブのゲストとして歌ったのを見ている。それもクラシックス・・・。けど、今夜はピットイン。
2セットとも、まずはPERE-FURUな2人で演奏して、その後に松田が加わる。PERE-FURUとしての演奏は、多分即興じゃないかと思うんだけど、音楽は鬼怒の持ち味が強い。2本のエレアコなアコギと水色のストラトタイプなエレキを使い分ける。毎度でなんだけど、やはり、鬼怒のギターはたまらん。こんな当たり前の事言うの失礼かも知らんけど、ホント、上手い。鬼怒のギターで、白飯3杯はイケル。その上を、勝井は若干個性を抑えつつ、エレクトリックなヴァイオリンを響かせる。付き合いの長い2人だからの余裕で自由自在な音楽。そこに、ラテンな歌い手の松田美緒が加わる。音楽は勿論南米なヤツ。すっと、引き込まれる。元々、上手いのはわかっていたけど、この歌い手の魅力は、上手さが演出されてない感じ。ほぼ、ポルトガル語での歌唱だけど、母国語じゃない歌を歌う人には作りこみが感じられるけど、松田の歌は自然な雰囲気。心地よいって言うんだろうな。こういうの。そういうの、下手ると飽きそうになることもあるけど、ギターとヴァイオリンがいい感じの刺激を作るので、結局アンコールまで耳が反応。した。
アンコールで勝井はエレアコなヴァイオリン。この音がまた、白飯3杯もの。というか、今頃気づいたのだけど、勝井のヴァイオリンって5弦なんだな・・・。