The Cars

帰路、レコファン。輸入盤の新譜を5枚買うと決めて足向け。先週買わなかったBeastie Boysの『Hot Sauce Committee Part Two』は決めていた。あと、Sadeの『Ultimate Collection』も候補。あ、後、Roy Orbison『Monument Singles Collection』が悩ましい・・・。して結局BB3と、久々にFoo Fightersの『Wasting Light』も手にする。Foo Fightersなんて1st以来の購入。実はその1stも結構好きだったけど、でも、やっぱなんか、な。けど今回はKrist Novoselicが参加とあって、ますますなんかななんだけど、知らん顔出来んよなあって思った。んで、ちょっと考えたけど、Limited Editionという言葉に負けてPete Rockの『PeteStrumentals - 10th Anniversary Expanded & Limited Edition』。更にLee Konitz / Brad Mehldau / Charlie Haden / Paul Motianな『Live at Birdland』を手にとって4枚確保。さて、残り1枚をSadeかRoy Orbisonか、それともRandy Newmanの『The Randy Newman Songbook Vol.2』か考えて、結果、なんとThe Carsの新作『Move Like This』をニヤニヤしながら5枚目にした。
Cars再結成ですか、そうですか・・・。ついこの間、80年代回帰してなければ完全スルーだったのにな。なんかなあ。というか、元々、80年代のあの頃、イマイチCarsは好きじゃなかった。なんか、キャッチーさが他のMTVな面子に負けていた。のに実は、何故かベストなCD、しかも2枚組を持っていたりする。自分でもよくわからん。そんな事をついこの間思っていての新婦。じゃなくて新譜。そんな動機で購入したくせに、5枚の中で早速聴いたのがCars。あー、なんか、このバンド、中学なクソガキの頃に嵌れなかったの、やっとわかった。このバンド、ロックだ。ポップなバンドじゃない。ポップなロックかも知らんけど、でも、ロックが付く。なので、まだ、よくわからんかったんだな。チープとすら言いたくなるシンプル。そのチープに思わせるのはキーボードの音。それがなんとなくSuicideを思わせる。そして、ヴォーカルが全面的にRic Ocasekメインとなってしまった結果、Televisionを思い出す。なんか、繰り返しそうな、ヤバイ雰囲気・・・。

The Cars 『Move Like This』