Yolcu-Yoldaş

昼休みに、最近クラシックスでライブ見て無いなあと思い、GWのスケジュールを見ていて、そういえば今夜は?と思って確認したらYolcu-Yoldaş、とあって、何?と思って面子を見ると、太田惠資(vln) / 今堀恒雄(g) / 岡部洋一(perc)と、ある。なんか豪華な面子だなと思い、早速足向け。もうこの時点で、気分はGW。
Yolcu-Yoldaşをなんて読むのかわからんのだけど、なんとなく太田がバンマスかなあって思ったらその通りだった。太田のヴァイオリンは、年に数回聴く機会があるけれど、そうえいば太田の仕切りのライブって見た事無いんじゃないか?って思った。
エスニックというか中近東を思わせるというか、そういう音楽を下敷きにした音楽。だと思う。それをプログレの様に展開させていく・・・。なので、2セットとも2曲という少なさ。それを今堀以外はアコ気味に、する。ベースが居ないので、そういうグルーヴは無い。けど、それは岡部のパーカッションなドラムセットのバス代わりのあれで多少補う。ちょっと異様な音のバランス。なので浮遊する感じが強い。フラフラしてる感じだけど端正で、全体が凄くリズムしている。スキルというより、センスで揃えたバンドなのかも知れない。1stで感覚を掴んで、2ndが凄かったかも。2ndの2曲目の岡部の強烈な叩き込むリズムは壮絶だったし、今堀のギターも、持ち味は2ndの方で発揮していた。太田のヴァイオリンは終始気持ちのいい音色にアグレッシヴをちょいちょい挟んでいたけれど、2ndの歌声が、やばかった。太田が歌うのは、結構見る機会あるけど、今夜のは凄かったな。なんか、ワールドミュージックの歌手の人が歌っているみたいだった。余技じゃないですね、あれ。歌でも全然いける。
アンコールはブルース。今夜初めて見たバンドなのに、Yolcu-Yoldaşらしいブルースだなあとか、わかったような事を思った。