Friction

昨年のリキッドルームでのJames Chance & The Contortionsの前座以来のFriction。昨年はそれしかFrictionのライブを見ていない。ワンマンなら、一昨年の12月以来という事になる。久々なので、期待はかなり。
けど、正直、イマイチのりきれなかった。特に序盤、無理からのってみようとしたのだけど、なんかノレない。なので元々後方に居たのだけど、更に下がって視界も殆どないところでなるべく音だけを追う。そうする事でなんか変わるか?って思ったのだけど、そうでもなく。けど、時折いい感じ。整理しながらわかった。Reckがギター音をあまり使わず、ベースらしいボトムの強い音の時は自然と反応した。それが、ギター音化した時は追えなかった。好みなのか体調なのか気分なのか耳が変わってしまったのか、今は全くわからない。Reckと中村達也のFrictionになってからはあまり逃さないようにしてきたのだけど、その中でこんな気分になったのは初めて。でもアンコールが良くて、特に最後の「Pistol」から「Fire」のメドレー、その「Fire」の時のReckの音の扱いはアヴァン耳を持ち出すとかなりカッコいい演奏だった。ま、オレの趣向の変化なのかたまたまなのか、やっぱりよくわからないので、次回、その辺がハッキリする気がする。という事で、なんやかんや、また次のFrictionのライブを待っている。