アジア杯

月曜にタワレコ行ったくせに、よせばいいのに帰路レコファン。なんとなく念の為、Bo Gumbosの中古とか無いかなあって思っての行動。したらあった『Bo Gumbo Radio Show "Gris Gris Time"』。プレスされてない状態でも、こうやって中古で転がってたりする。とりあえずニヤニヤ。して、他も軽くチェック。輸入盤1枚とか、そんなのでいいと思ってたのだけど、ヒカシューの新譜『ニコセロン part3』も発見。あああ、、、と思いつつもニヤニヤ。更に鈴木慶一の『ヘイト船長回顧録 ラヴ航海士抄』発見。これまで無視し続けてきたムーンライダーズ関連。が、この作品は無理。Sidsel EndresenとHåkon Kornstadが参加という、じゃずじゃー的には外せない作品。結果散財。この欲望、どうにかならんもんか?
久々にサッカーの事。もちろんアジアカップ。昨夜は結構盛り上がった。個人的にも複数メールしながらの観戦。だけど今回のアジアカップの目標は優勝とはちょっと違う。なので、グループリーグの戦いぶりに悲観する声を聞いた時は、「は?、殆ど準備していないチームがそんな簡単に勝てると思ってるの?」と、言いたくなった。そんな状況でも勝ちあがってきたことは、今の日本代表の面子はがコマが揃った状態だといえる。勝つためだけなら、もっと違った面子を選ぶはず。スタメンはともかく、ベンチの面子はW杯経験者を並べるはず。だけどそうしなかったのは、次のW杯の、その予選を闘うチームを作る為だろ。そこがメインなのだから、アジアカップは途上どころか、とりあえず目をつけた選手で真剣勝負をする機会という位置付け。だと思う。なので結果も大事だけど、応援する立場なら、まずはザックがやろうとしていることを見定める余裕があってもいい。
ザックのサッカーは引きこもりの国イタリアの監督としては攻撃的なスタイル。だけど、当たり前にベースは固い守備力。特にこだわりはCBとボランチ。とにかく守備の堅いCBを2人並べたいはず。その前には守備力重視のボランチ。攻撃陣にはもちろん攻撃力を求めるけれど、同じぐらい献身的な動きを要求。昨夜の前田の動きは、ザックの求めるそのままを体現したはず。更に岡崎の動きもそうだし、サイドの長友と内田も動きに緩慢さは無かった。この並びをバランスしたいのがザックのやり方だと思う。だから香川といえど動きが悪くなれば下げるし、怪我で帰る前の松井も、後半になると途中で下げられた。動けない選手は動けるまでしか使わない。世界を見れば日本のサッカーはファンタジーではないので、そういうリアリストの目は必要だと思う。
結果的に昨夜は、なんとか、なったのだけど。でも喜んでいる輩には悪いが、日本は5年ぶりに韓国に勝利したわけではない。昨夜のはPK戦で勝っただけ。記録上は引き分けです。でもまあ、うれしいことに変わりは無い。
試合後のコメントなど見ると、パク・チソンの大人の発言にスポーツマン・シップを見る。やはり一流の選手は、こういうところもちゃんとしていて、こちらも敬意を持つ。それに比べて、騒ぎになっているキ・ソンヨンの態度と発言は流石にムッとする。あのPK決められた時に見たあの動きは、その時は何を意味しているのかよくわからなかったのだけど、ただ、気持ちの悪さは感じていた。結局それがやはりそういう事だったか、という事になってしまったのが残念。だけど、若さゆえの、と、思ってもいいはず。この選手が今後どういう選手になるかは知らないけれど、経験を積めば、昨夜の自分の行動の恥ずかしさに気付くはず。
ネタ的には明るく締めたい。ので、あれですあれ。日本代表は現在世界チャンピオンというネタでいい気分になりたい。何のことか知らない人は、UFWCで検索して下さい。今の日本は6回防衛に成功している。(^o^)v