帰路、

レコファンのコース。購入はMusic Inc.『Music Inc.』、Stanley Cowellの『Musa』と『Regeneration』、Charles Tolliverの『Impact』といった、ストラタ・イーストの廉価版勢。じゃずじゃーとしてこの辺を聴くのをサボっていたのを反省。更にJim Hallの廉価版『Jazz Guitar』と、これじゃああまりにもってんで、ヒップホップの新譜をチェックしたらGhostface Killahの『Apollo Kids』を見つけた。この購入履歴でバレると思うけど、今、完全にジャズのモード。それも新譜系じゃなくて、過去作で素通りしてしまったものを選んでいる。勿論火をつけたのはJoe Pass
なのでホントは買ってきたものを聴きたいのだけど、今日はほぼCurtis Mayfield。出勤時のiPodで『New World Order』を聴き、昼休みや帰路やレコファン中は『There's No Place Like America Today』『Back to the World』『Something to Believe in』『Back to the World』『Roots』、今は『Live!』中。
Curtis Mayfieldを聴くきっかけはLenny Kravitzだった。影響を受けているという話を見た。多分それは

に顕著。ファルセットとストリングス。そしてこの曲調。この曲にCurtis Mayfieldを思うのは難しくない。って、今なら言えるけど、当時は「Curtis Mayfieldって誰?」と思い、でもその頃お気に入りだったレニクラが影響を受けたのなら、と、思い、CDを探すと1枚だけ見つかった。なんかベスト盤。よくわからんけど購入。聴いたけど、よくわからん。ソウルなのにガツンと来ない。んー、と思い、そのベスト盤以外にオリジナル・アルバムも1枚復刻されていると書いてあったけど、それの購入は保留。そこから数年後、きっかけは忘れたけど再びチャレンジ。すでに手放していたベストじゃなくて、JIMCOからリリースされたデジパックな復刻盤。すると今度は入り込む。この数年の間に耳が少し広がったらしい。そういうタイミングでリリースされた新作の『New World Order』で虜。が、その数年後に逝去。
メッセージ性の強い音楽らしいけど、日本盤を買っても対訳に目を通すことが殆ど無い上に英語がわからないので、どういう事を歌っているか、殆ど知らない。けど、歌詞を知らなくてもファルセットとワウの効いたギターが醸すファンキーな音とあの時代らしいストリングスの絡みは、慌てず騒がずコンプリートを狙う理由としておかしくない。