BOOGIEDELIC

非情に弱弱しい、女々しいログの後になんだけど、この所、最大の悩みは今夜の行動だった。ピットインではunbeltipo trio。当然即予約済み。が、その後、スーパーデラックスでHenry Kaiserのライブがある事を知る。多々多々名を目にしてきたKaiser。アヴァンでは著名すぎるギタリスト。Baileyとの共演歴もあり。が、いまだにライブを見てなかった。やっと来たチャンス。それがunbeltipo trioと重なっている。マジかよ・・・。と、悩む。他の日のスケジュールも見当たらない。で、結果、今夜はSDLX。unbeltipoは予約はしても券は当日支払いの予定だったのでごめんなさいメール。ホント、ご迷惑をおかけします。
Kaiserの共演は、今年一緒に録音したという秋山徹次と、ベースにJim O'Rourke、ドラムにSamm Bennett。で、ゲストヴォーカルにTHEATRE BROOK佐藤タイジと、急遽決まったらしいReddyoという人。さらにVJがonnacodomoで、NOEMI & HATSUKIというポールダンサー。
Kaiserが最大の目当てながら、それに引けを取らず楽しみにしていたのは秋山。そのギターをライブで何度か聴いているけど、今夜はブギーな秋山。録音物でそういう演奏を聴いているけど、ライブでは初。しかもバンドスタイル。
開演前にSDLXに辿り着く。中に入る。いつもの様に横長のセッティングながら、ステージとしての高さが加えられ、更に客席よりにポールダンス用のお立ち台が両脇。椅子のセッティングがイマイチで、立見位置が難しい。これはちょっと失敗じゃないだろうか?
それもまあ、演奏が始まってしまえばなんとなく、なる。最初はヴォーカル抜きの4人の演奏。ブギーとか言っても、実はどういうのがブギーってのはよくわかっていない・・・。で、思った。これはあれ、Doorsの「Road House Blues」。オレとしてはそれのバリエーションがブギー。まあ要するにノリのあるロック。楽しい気分。そしてReddyoが加わりポールダンサーのNOEMI & HATSUKIが登場。すみません、ここから先、あまり音楽の事は覚えていません。えーと、ぶっちゃけ、オレの視線はポールダンサーに釘付け。音楽にグルーヴがあって、ヴォーカルがアフロアメリカンなノリだったのはなんとなく覚えてます。が、すぐ近くでポールダンスされてて、ステージを見るなんてそんなもったいない事できませんでした。とにかく2人とも体の形が美しい。ただ細いだけが重要になっている日本の女性の価値観では作れない体。細身だけど形がちゃんとしている。それでポールを使ってクルクルまわったり、エロい形も挟み込む。2ndではヴォーカルに佐藤が加わったけど、相変わらずオレの視線はポールダンサー。何しにいったんだろう?、オレ。
とは言ってもポールダンサーは常に居るわけではないので、その間はステージを見る。こういう音楽は余計な事を考えずにユラユラ聴くだけなのでウダウダは書けないけど、2ndの最終局面はO'Rourkeから始まったアヴァニンプロの時間。音楽的にも盛りだくさんだけど、何気にonnacodomoのVJをジーっと見ている時間も多くて、視覚的にも盛りだくさんすぎだった。
今後のSDLX、ポールダンサーを常駐させてくれないかな・・・。