mori-shige loop-line duo session series BETWEEN THE LINES

職場での昼飯はコンビニでパンを買ってきて喰う。で、ネットをウロウロしつつ、iPodで新譜系を聴く。というのがいつもなのだけど、たまにランチに出る。相手の子は大概決まってて、その子はサッカーが好きなので、サッカーの話をする為にランチする。職場でのオレは音楽好きというより、長年サッカーが好きで必要以上に説明かましてだんだんウザくなるやつ、という認識をされている。今日は久々にランチで、その子とはこれまでに幾つかの店に行ったけど、結局気に入ってるナシゴレンの店。最初にスープ、その後メイン、そしてドリンクとデザートというよくあるパターン。だけどオレはデザートの類を喰わない。いつもの事なので相手も喰わないのか?などと問わない。最初のころは代わりに喰ってくれって言ってたけど、喰わないのでオレも勧めない。なのでそれは手付かずで残る。
即興とかそれ含みのライブに今月は満腹感があるというような事を書いたけど、そのくせ昨夜はそれ系に行った。それはデザートだったと思う。普段喰わないデザートに、こういう時は手を出す。皿も舐めたくなる。節操が無い。デザートまで行ったのだから、もう満腹中枢がおかしくなった気がする。おかしくなったのならそれは好都合という事で今夜はLoop-Lineに行った。初。初めて行くところは若干の緊張。知らないところだから当たり前だと開き直りたいが出来ない。ピットインに初めて足を向けたのはAltered States見たさだった。その後、クラシックスに初めて足を向けたのは、八木さん絡みのライブだった。SDLXに初めて足を向けたのは、MZN3+八木さんのライブだった。4月に初めて行ったアケタの店は八木さんとPaal Nilssen-Love(+坂田さん)。7月にdzumiに初めて行ったのも、八木さんと石川高のライブ。今夜のLoop-Lineはmori-shigeと八木さんのライブ。オレにとって八木さんは呼び水という大きな機能も持った演奏家だと、今頃気付いた。
その、7月のdzumiで録音に携わっていたのがmori-shigeで、チェロ奏者。この時初めて名前を知った。そのmori-shigeと八木美知依のデュオ。チェロと箏。明らかにヤバイ雰囲気。で、オレ的には激ヤバだった。ここまでどうでもいい事をごちゃごちゃ書いたけど、こんなところに記録しておかなくても今夜の音はオレには残る。2人の演奏者の弦の音へのアプローチに涎。フリージャズとフリーインプロを行き来しているようで全然関係無い様で、要するにそんな事に当てはめる必要が無い。麗しき八木さんの演奏は何度も目にしているので、基本、mori-shigeをガン見。チェロという楽器の演奏を見る機会が増えたとはいえ、そんなに数こなしているわけじゃないのだけど、現時点で個人的にはベストなチェ(ロ)リスト。強烈に濃かった今月だけど、今夜がベストと断言してもいい(あ、Butcherの独奏も並ぶか・・・)。あまりにも好み過ぎだった。
1つ反省。某ミュージシャンの名前を間違えた。すみません。ごめんなさい。オレは普段でも、中田さんの事を思いっきり「田中さん」と呼ぶようなボケ。まあ、ここで謝罪しても仕方ないのだけど、書いておくことでこのことを肝に銘じるようになる。はず。