We're the Mother of Meatloaf! - スーパージャンキーモンキーDVD発売記念LIVE

昨年のリキッドルームでのSuper Junky Monkeyの突然なライブ。こういう一夜限りの再結成を見逃すと後悔する。それで後悔してた。あーあ、やっぱ行くべきだったなあと思っていた。躊躇の理由は623がいない事だったのだけど、でも、SJMはあの演奏力もあってのバンド。ライブは見たこと無かったので、やっぱ行くべきだったなあと思っていた。そしたらレコファンでそのリキッドでのライブを収めた『We're the Mother of Meatloaf!』を発見。即手。すぐにDVDを見て、ギターのKEIKOがメインで歌っていて、でも案外悪くないなあ、やっぱ行けばよかった。と思っていたら、シールドに貼られていたシールにフジロックに出演とある。マジか?、ちっ、フジロックかよ・・・。と思って一応調べると、今夜のクアトロでSJMのライブがある事を知る。軽くニヤニヤ。しかもBuffalo Daughterも出演。それで前売¥4,000は安い。嬉々。
まずは前座でBo-peepというバンド。ギター&ヴォーカルとベースとドラムという女性3人組のバンド。全く知らないけれど、そこから付き合った。そのBo-peepは、なんとなくデジロック的。勢いはあるよなあと思ってみてて、すると3曲目で誤解したスカみたいな調子の曲。これがなかなかカッコよくて、気分がよくなる。が、その後1曲やって終わり。(個人的に)よくなってきたとこでってのは勿体無いけど、まあ前座だからそうだよな。でも名前は覚えた。
続いてBuffalo Daughter。このバンドも初のライブ鑑賞。Buffalo Daughterのライブを見て無かったオレ。というか、自分で買ったことのあるCDは『I』だけだったりする。このアルバムは結構聴いたのだけど、不思議と強い印象は無い。コーネリアスの『Point』もそんな感じだよなあ、と、割り切っている。で、BD。いきなり人力テクノ。ああ、こんな事になったかこのバンド、と、思いつつ、カッコいい、と、思った。ライブでの人力の四打ち、もしかして初めて聴いたかも知らん。いや、これはよい。この調子でかまし続けてくれるのかと思ったら、BD流ドコアやかなりサイケな展開もあって気を抜くタイミング無し。そういや大野由美子はSunshine Love Steel Orchestraでの演奏やRovoとの共演、さらにヤン富田のライブで歌ってるのを見てるし、シュガー吉永もMetalchicksのセットを見てるんだよな。BDとはニアミスか。CD買おう。と思う。
そしてCDは全部持ってるSJM。腰の入ったグルーヴィーなミクスチャーロックが強いビートを従えて暴れる。女性3人組とは思えない跳ね具合に魅了される。というか、体が動く。ジャズ〜アヴァン的なライブで何度か演奏を聴いているベースのかわいしのぶは、その歴でわかるようにさすがの演奏力。あのフェミな雰囲気でニコニコしながらチョッパーかましたりもする。その姿、女性だけどカッコいいと言いたい。しかもホットパンツ。KEIKOは623の代わりで歌の殆どを請負いつつギターをかき鳴らす。DVDで見たように、その姿はサマになっている。あのパワフルな623の代役をしつつミクスチャーなギターを弾く。わかってたけど、やるな。そしてドラムのまつだっっ!!。この人の呼称はつつだった。今日初めて知った・・・。そのつつ、かなりパワフルにビートを叩き込む。ホントに凄い、パワフルで野生的。大袈裟じゃなくて、中村達也の女性バージョンってぐらい。このビートの凄さはライブで初めてわかった。
連荘で立ちっぱなしのライブ鑑賞ってのはハードなのだけど、これだけ満足させられればハードも仕方がない。でも足が結構、、、。