Black Francis

ドライブもするキレキレのリフにアスファルトを思いっきり蹴飛ばしたくなり、叙情的な歌に足が止まる。エレキなギターの響きがロックのカッコよさそのもので、粒の揃ったアコギのカッティングの端正に、ここにアメリカンなロックが全部詰め込まれていると、思う。37分に満たないこのアルバム、「これがロック」、と、押し付けたくなる。

Black Francis 『Nonstoperotik』