高岡大祐

5月のSDLXでのセッションを見た時に購入した、高岡大祐の『斧琴菊』。3月に録音したものをCD-Rというスタイルでリリースしたものらしい。これはチューバのソロ演奏集なのだけど、多様なアプローチで、音色の挑戦もあるので何も知らなければその音を発生しているのが何の楽器なのか、或いは楽器かどうかすら判別しにくい音楽が解体された状態、と、思っていると、実は結構楽曲的に思える場面も多い。「ボゥオー・・・」とか「ボゥッボゥッボゥッボゥッ」とかチューバを叩いたりが繰り広いでいる。ロックはまるで無いけれど、本人には迷惑な話かも知らんけど、これもパンクだと決め付ける。