Peter Brotzmann Tokyo Four

ライブ鑑賞3連荘になってしまった・・・。ついこの間までW杯の事で頭が一杯でライブを見る余裕が無くて、2つほど、見るつもりだったライブを見逃した・・・。
昨年の来日時には、来年(今年)はスケジュールが埋まっているので来日はわからないという状態だったPeter Brotzmann。だけど何やら急遽来日が決まり、おかげで今年もあの音が聴ける。というか、聴いてきた。
面子のコピペ。
ペーター・ブロッツマン(sax)八木美知依(20絃箏、17絃箏)荒巻茂生(b)本田珠也(ds)
インプロなライブも久々感。そういう状態だと、そういう音楽の強さがよくわかる。アケタの店という、小さなハコという事も手伝っていると思うけど、4人とも主張が多くあるわけで、それがフリージャズとして提示される。Brotzmannのゴリゴリを本田がパワフルに煽り、いくつものフレーズで荒巻がラインをクッキリさせる。これらの音がゴツゴツしている上を、八木さんの20絃(コピペには17絃も表記されているけど今夜は20絃のみ)はそれに対抗しているわけではないと思うけど、時々ピアノの様に響く同化しない音。もちろん只管『Machjne Gun』するわけじゃなく、Brotzmannらしいスピリチュアルな音に恍惚させられ、大きな準備があったわけではないはずのライブが、演奏者のスキルと姿勢で印象的なものになる。