ROVO presents MDT FESTIVAL 2010 !!!!!!!!

日比谷野外音楽堂。ナオンのヤオン。行く予定は無かったのだけど、色々、です。でも、キセルとenvyは見てません。一応春フェスって事になるようです。

18:00ちょっと前に着くとセットチェンジ中で、まだまだ明るい、昼の雰囲気。この時期だからなあとか思っていて、ROVO登場。
ROVOは、個人的に特に気に入っていると言うバンドではない。録音物はデビュー時からそれなりに聴いてきたけど、ライブを見たいと言う気持ちにさせられたのは『Condor』がリリースされた時で、スタジオコーストでその姿を確認して、昨年の東京キネマ倶楽部でのインプロなセッションが、そういう理由で好みな形なので足を向けて、その2回。今回が3回目。恒例っぽいこのフェスのスタイル、だけどイマイチ、フェスとか野外とかに抵抗感があったのだけど、多分2000人はいるこういう場で、普段数十人を相手に演奏している連中が思いっきり音を出して観客を揺らしている姿を見ていると、なんか親が子供を学芸会なんかでその姿を見守るような気分を思う。皆オレより歳上だけど・・・。

開放感、こういう場、は。建設中のビルをバックにしたステージにはVJの迫田悠がコントロールしているはずの映像とか照明が色々で、狭いところで見るそれよりも存在意義が強い。昼だった雰囲気から、一気に夜に落ち込んでいくのを感じながら芳垣と岡部のビートと原田のグルーヴが満載して、勝井、山本、益子の音が響く。特に勝井のエレクトリックなヴァイオリンの響きは緑色がわからなくなった時間帯に共鳴していて、そっか、これは確かに宇宙っぽいな、と、思った。