Tortoise

ラフォーレミュージアムって聞くと原宿だと思ってしまうのだけど、六本木。ラフォーレミュージアム六本木。どうせならラフォーレミュージアム原宿六本木って名前すべき。ラフォーレ原宿新潟を見習って。

六本木一丁目駅から結構わかりにくいところにあったLMR。開演予定の15分前ぐらいに着いたので、とりあえずビールとか無いかと思ったらあった。で、喫煙コーナーもあった。ビール飲みつつ一服。
中に入る。おおお、結構広い。LMHより広いよな?と思う。まあいい。流石に結構詰まってたので無理せず適当なところからステージを見る。背が低くなくてよかった。

Tortoiseっていうと、ドラムのJohn McEntireとギターのJeff Parkerの名前がすぐに頭に浮かぶ。けど、すみません、残り3人の名前は全く覚えていません。えーと、もう1人のドラムがJohn Herndonで、パーカッションがDan Bitneyで、ベースがDoug McCombsですね? すみません、以後気をつけます。

ステージの前方中央にドラムセットが向かい合ってセッティングされている。所謂フロントポジション。2人のドラムが向かい合ってビートを叩き出したり、でも1人の時も多い。各々、キーボードだとかマリンバの様なのだとか、結構色々移り変わって演奏。Wベース(ツイン・ベースな)になる事もある。
ま、ステージ上はそんな感じで、演奏されるものは勉強の甲斐あって耳に覚えのあるものばかり(タイトルは知らん)。録音物と特に大きく変わってたりもせず、そういう意味ではあまり驚いたり考察したりする必要無し。ただ、なんやかんやもう10何年も聴き続けているバンドが今ここで演奏していて、それのビートにあわせて体揺らして、それだけなのだけど、それだけが楽しい。間違いなくロックなのだけど、ポピュラリティーの高いロックにあるわかりやすい高揚感、特に歌メロに込められるサビの部分での合唱的な?、そういうものは当然Tortoiseにはなくて、このビートと、色々だけど割とシンプルな上モノに魅せられた連中がこんなに集まっているかと思うと、なんか、変な気分なのだけど、そういやBattlesもかなり人気あるし、やっぱビートってのは強いな、と。

Tortoiseって変なバンドだよな。なんかコード感は殆ど無くて、今思い返してみてもそれぞれ単音で音を紡いでいる事が多いわけで、そんなだからいいとこO-Westぐらいのハコでライブでもおかしくない気もするのだけど、そういうわけにいかないからこのサイズのハコが必要になる。

面子の名前を調べるのにWikipediaを見ていたのだけど、McEntireをクリックしてなんとなくBastroの項目を見ていて、「え?、David GrubbsってBastroだったんだ・・・」と、驚く。今頃気付く。何でこんな事、今まで知らなかったのだろう・・・。更に、BastroがGastr del Solになったんか?、マジで? それとも読み違い?

と、1人で「体系的にわかってないなオレ・・・」と落ち込んでいたら、Bastroのジャンルにマスロックって書いてあって、ドンドンわからなくなる。Bastroのあった頃にマスロックってあったんか? というか、じゃあ、Tortoise聴いている時にBattlesを思い出したりするのはやっぱ間違ってないって事か。なんかライブ中より今、これ書いている今が、色んな事を考えてしまったりしている。Bastro聴きながら。そういえばBastroってヴォーカルはGrubbs? ああ、もういいや。

あ、明日はスーパーデラックスでONN。Tortoiseで揺れていた皆様、ONNはもっと揺れることできますよ。当日で余裕でなんなら間近で芳垣とか岡部の凄いの見れますよ。他の面子も凄いですよ。