James Chance

あと1ヶ月ほどでJames Chance & The Contortionsのライブ。しかもゲストとかいう扱いで+Friction。このブログの初めの方で James Chance & The Contortionsと、前座でReck / 中村達也 / 大友良英という今のFrictionの原型になったカップリングのライブを見て、かなり興奮した事をログしている。その時はReck中村大友がFrictionの曲のみを演奏した事が印象深かった、のが本音だけど。

Henry Rollinsの21361から『Buy』がCD化されて、それから事ある毎に聴いていて、手持ちのCDの大半は21361でCD化されたものなのだけど、その時に持ってなかった『Live Aux Bains Douches』を昨年末のZEの紙ジャケ化の際に手にして、これスゲー、カッコいい!!、とか思っていたところに来日の報。さらにそれにあわせてベスト盤『Twist Your Soul』も出て、これも嬉々として聴きまくり中。『No New York』収録曲から1曲の新曲まで入ったわかりやすい構成で、オリジナルなアルバムを聴くよりもお手軽感。未発表ライブ盤との抱き合わせなのだけど、そっちは『Live Aux Bains Douches』の激カッコよさに負けるので、1回しか聴いてない。

かなりガンガンに聴いているのだけど、聴けば聴くほどこの人の根底はファンク、と、わかりきっている事を思う。パンキッシュなヴォーカルとアナーキーなサックスとアヴァンなギターという表面を支えるのはスカスカなファンク・ベースで、なので一見音圧は低い。今時なら色んな意匠で埋め尽くされる隙間がありまくりで、なので違和感があったのだけど、その違和感が擦り込まれると、やたら音の多いものを聴くと「やりすぎだろ?」とか思ったりする。
まだ後1ヶ月、JC関係聴きまくっていられると思うと、楽しすぎる。