Pat Metheny

先月の末に近くなった辺りから昨日まで、ライブを見に行く頻度が高すぎだった。見たいものを片っ端に見に行った結果なので楽しい事なのだけど、疲れた。なのでJeff Beckはやめた。チケット高いし。今週はOn Fillmoreのみ鑑賞予定。



6月に来日するPat Methenyも1度は見ておきたい気持ちあり。しかも今回は『Orchestrion』編成？、だけどそれこそ近くでそれらが動くのが見たいので、やっぱ止める事にした。



とある傾向の人達にとっては「Pat Metheny？　は？　ダサっ」ってなモンらしいが、オレはメジャーな人も聴きたい。面白ければメジャーだろうがアングラだろうが知った事じゃない。ダサくて結構、上等。ハッキリ言っておくが、時々Lee Ritenourも聴くぞ。Kenny Gもな！！　参ったか！！



とは言ってもコテコテMethenyを聴いているわけじゃなくて、気が向いたときになんとなく。注目盤って事。『Orchestrion』はMethenyのギター以外は自動演奏の楽器によるオーケストレーションという事で、今時そんな手間のかかる事をやる金銭的な余裕と遊び心がいい。バブリー。

コテコテ聴いているわけじゃないのでこれがMetheny Groupと大差ないと言われれば素直にそうなのかと思う。フュージョンでちょっとミニマルでちょろっとモンド。緩い。この緩さが良い。好みではないけれど、Methenyのこの淀みの無いギターは心地良い。というか、オレが普段聴いているものから見ればこっちがオルタナに聴こえる。というか、こういう音楽やっている人ってホントは少なくないか？











Pat Metheny『Orchestrion』