Pavement

Jeff Beck、人生で1回だけライブを見てみようかという気分を持ちつつ、でもイマイチ『Emotion & Commotion』に嵌れず、オクで¥3,000ぐらいの激安のチケットでも出ないかあと思っているけどそう甘くも無い。

唐突にGary Mooreも見てみようか思案中。ちょっと、おもしろそうじゃん。この人のギターは個性的という点では、かなり、だと思うし。

Dylanは華麗にスルー。あっという間にチケットが売り切れていて笑った。争奪戦に参加しなかったのはチケットの価格設定。なんで立見で¥12,000も払うのか? 意味わからん。無理。ありえん、ロッベン

Wilcoは悩んだけれどパス。この日はピットインに行く。もし重なってなかったら行ってたと思うけれど、ゆりかもめが嫌いなので、それで副都心線で行けるピットイン。マジでこれが選択の理由。

と、ここまでは思い通りなのでいいのだけど、Joe Henry来日に全然気付かず・・・。某レーベルのブログを土曜に見て驚愕。「は? Joe Henryって同姓同名の別人? しかも磔磔? ありえねー」と思いつつ、即東京でのライブが終わったのかどうか調べた。すると金曜に横浜のThumbs Up、日曜に日比谷野音のよくわからないフェスに参加。この時点で見れる可能性があるのは野音のナオン、じゃなくてなんかよくわからないフェスだったけど、トリに設定されていたJoe Henryを見ると『花吹雪 2010!』の1stは諦めなければいけない。前日も見ているのだから1stは諦めるか?と悩んだ。Joe Henryがまた来る保証はない。凄い悩んだけど、屋外の半端なフェスだったので止めた。そこで見たという記憶は残るだろうけれど、多分オレは楽しめない。或いは、無理やり楽しんだ気分になろうとする。なので止めた。で、それが正解だったのが前夜のログ。Jim O'Rourkeのハーモニカが、結局アメリカーナなものに行かなかったオレにとって、全部の憂さ晴らしでもあった。



今のヘヴィロテはPavementの『Quarantine the Past』。Pavementは行く。このCDを買った時点でほぼ行く気になっていて、CDを聴いて翌日チケットを買った。Napsterで聴いてる時よりも流石にCDの方が良いし、自分でiPod用に変換したMP3もNapsterのヤツよりマシ。なのでこれを今聴きまくっていて、だからと言って曲は覚えないと思うけど、でも、バンドのニオイを思い出したのでいい。昔聴いていた時よりも今の方がこのバンドに引かれる。それが何故か?、わからないけれど、でも今、かなり良い。

VU 〜 SYの流れっぽくて、GamballとかSugarも思い出す。要するに90年代初頭のUSインディー的で、それより少し頼りなさげな感じが、当時の若手っぽい。あの頃もそれなりに繰り返したはずなのに、こんなに良かったっけなあと思って、ああ、ここにはアメリカーナがあるなあ、と思った。なので納得。あの頃は、そういうのは気分じゃなかった。あ、じゃあ、Pavementで、個人的なアメリカーナ体験か・・・。











Pavement 『Quarantine the Past』