日本 対 韓国

W杯とオリンピックは4年に1度なので、そこで好成績をおさめるのは、実力だけじゃなくて運に左右される部分もあるはず。たらればを言っても仕方が無いのだけど、もし一昨年、或いは去年なら上村はメダルは取れていたんじゃないだろうか。そういうのって、ホントにただの巡りあわせ。次を目指すとか止めるとか、今はそういう事を考えられる状態じゃないと思うので、とりあえずお疲れ様といいたい。というか、4位も十分凄い。



日本代表も、6月のW杯の次のチャンスは4年後。年齢的に、今回が集大成という選手もいるはずで、俊介なんかはその辺の焦りもあって、色々考えているのだと思う。今にして思えばセルティックに残っていたほうが良かったと言えるけれど、あの時は、俊介がどれだけスペインでやれるのか?という興味の方が大きかった。



あまり日本代表に関心が無い事もあって、サッカーファンとしては岡田ジャパンに甘い方だったと思う。だけど今夜の試合を見て、ダメだと思った。それでも前半までは、仕方が無いかなという展開。大久保の負傷と闘莉王の退場でゲームプランが大きく崩れたし、2点目も、運という言葉も使える。でも、後半の面子を見て、ビハインドの場面でMFを下げてCBを入れるという信じられない采配。点を取る気が見られない。何がしたいんだろう?と、思った。恐らく、何も考えられなかったのだろう。慌てたのだと思う。

この時期に監督を替えるというのは、常識的にはありえない。4ヶ月でチームを作って仕上げるなんて、普通は出来ない。だから現実的には替えられないと思っていたけれど、今日の試合を見て気付いた。チームは全然出来ていない。今出来ていないのだから、岡田の手腕で4ヵ月後に仕上げる事はできない。それならば思い切って、監督を替えるのもいいんじゃないだろうか? 政権交代と一緒で、民主党が良いとか悪いとかじゃなくて、とにかく替えなければいけないタイミングというのがある。日本代表にとっては今がそれかもしれない。岡田が続けるリスクよりも、監督を替えるリスクの方が楽しいはず。

じゃあ誰が?と思うかもしれないけれど、誰でもいいと思う。ただ、今のままでは日本代表のライトなファンはもちろん、ヘヴィーなファンも愛想を尽かすだろう。期待されないまま挑むという事は、選手のモチベーションも保てないはず。