日本 対 ベネズエラ

いよいよW杯イヤー。悩む。オレは本当に、オランダを応援していいのだろうか? その頃は普段サッカーに興味の無いヤツでも、知ったかぶって日本代表の応援をする。そういう盛り上がりの中、知ったかぶって他国の応援をしていいのか? しかもそれは対戦相手。さらにデンマークも元々好きなチームだったし、カメルーンも、90年W杯でいきなりアルゼンチンを地獄に突き落とした事が忘れらなれない。



とりあえずその悩みは6月まで持っていく。で、久々に日本代表の試合をマジマジと見る。

平山がFWに名を連ねた事で、やっと、チームの形が出来てきた。小兵FWを並べるという頭を抱えたくなるような岡ちゃんの戦術が、アジアでは通用してもW杯では絶対無理。よほどのレベルの選手ならわからんでもないけれど、例えばメッシとテベスとかなら、やってみたくもなる。が、そうじゃない。それならちゃんと戦術のオプションが必要で、どう考えても背の高いFWは必要。ポストプレー無しにまともに戦えるはずが無い。

だけど今日の試合、玄人筋は色々言っているけれど、内容としてはイマイチだった。ホームで点が取れない、しかも相手はW杯に出場できないチーム。惜しいと言える場面は皆無。いくらテストマッチとはいえ、これはちょっと。

収穫もある。センターバックの2人と、ボランチに入った稲本のディフェンス力。点が取れる予感は全然無かったけれど、点を取られる危険も感じなかった。この3人とキーパーの楢崎が今の日本代表の鉄板だと思う。それ以外のポジションは、今の時点で固定する必要は無いでしょ。攻撃陣で唯一大久保は見せ場を作ったけれど、この選手の気性の荒さは危険で、先発で使うのは難しい気がする。