Rakim

神MCとして認定されているRakim。そのスキルについては英語の理解力を持っていないオレにはわからないけれど、声だけでオレも神MCだと思う。Eric Bと組んでいたときよりもソロになってからのRakimの声はより深みが増し、『The 18th Letter』と『The Master』は、そのジャケットのダサさにも拘らずヘヴィロテ盤だった。

そして今世紀、やっと、久々にリリースされた『The Seventh Seal』。ソロになってからの盟友DJ Clark KentとDJ Premierのどちらもトラック・プロデューサーとして名を連ねていない。だけど別に不満にはならなかった。それによってなのかそれだからなのか、結果的に『The Seventh Seal』は西側、Gファンクを思わせるトラック。ヒップホップという攻撃性からは音楽的になったとも言いたくなるけれど、それは落ち着きにも似ていて、そこにRakimの声でラップ。

ジャケットは相変わらずイマイチだけど、それはオレにはわからないヒップホップの価値観。まあとにかくこれで、最近はあまり聴いていなかったヒップホップを聴く時間が増えた。











Rakim 『The Seventh Seal』