after LOUD 発売記念TOUR FINAL

今夜はスーパーデラックスも興味深かった。そっちが本線だった。だけど20:00開演で入場料¥2,000という設定に加え、DJのアナウンスもあって、かなりイベント色が濃いので二の足。最近はこういうのはちょっと疲れる。なので、代官山Unitdipに行った。こっちは開演予定時間が18:30という、ちょっと早すぎなぐらいの設定。まあ、19:00近くに始まるのだろうと予測は出来たけれど、一応18:30に間に合わせてみた。客少ない・・・。最終的にはまあまあ埋まっていたけれど、昨年の2月のユニットはもうちょっと入ってたはず。



その余裕のおかげで前回よりもステージに近寄った。ヤマジの姿がハッキリわかる。オレのイメージのヤマジからは結構大きくなった姿に驚いたりした・・・。



初のdipのライブを見る機会だった前回はいい印象じゃなかった。ログにもハッキリもう行かないと書いてある。だけど『After Loud』がまあまあ良かったので、1回で決め付けるのもあれだし、という理由を急遽作成。



ミドルテンポな演奏で始まる。そこから3曲ほど聴いて「失敗したな・・・」。すぐに抜け出ればSDLXに余裕で間に合うなあとも考えた。だけどめんどくさいし、もういいや、と。これで二度とdipのライブには行かないと、ハッキリした理由が出来た。

で、ボーっと見ていて、中盤に差し掛かった辺りでヤマジがエレキのままで弾き語り。キンキンうっさいギターだなあと思いつつも、ちょっとペース・チェンジ。この後は「Colonna Sonora」だったと思うのだけど、ここからはバンドの音が変わったように聴こえてきた。そこまでのヤマジはエフェクトに頼りすぎという感じで、音が大きいだけで面白くなかった。だけどここから、音のバランスというか、バンドが一体化したように見えた。ヤマジのギターはハッキリと輪郭がわかるようになったし、ナガタッチのベースも結構器用なベース・ラインだと気付ける。そしてやたら「ナカニシー!!」と叫ぶ客がいて笑いを誘ったナカニシのドラムは、オカズよりもビートの強さでロック。

そこから最後まで体が揺れる(酔っ払ってたって事ではない)。個人的に気に入っている「Waiting for the Light」もあったし、本編最後は「TV Eye」みたいな曲、「TV Eye」そのもの?、よくわからんけど、とにかくカッコよかった。



1曲ずつ2回のアンコール。最初の曲は確か「Sludge」だったと思うのだけど、ここで2回演奏のやり直し。ライブの途中からチューニングを人任せにしたヤマジ。そのツケを払う結果・・・。



結局帰りには『AFTERafterLOUD』も手にしている。これからdipのスケジュールに気をつけるようにとまでは行かないのだけど、年に1回ぐらいは足を運びたい気分に変化。今度は凄く好きな「Dread204」も聴きたい。