内橋和久 生誕半世紀記念 3DAYS: ALTERED STATES&UA

今夜もまずはピットインに向かいながら考えた事から。

今夜もスーパーデラックスも興味深かった。なんか今年はこういうの多い。しっかしAltered StatesとUAか。そういえば山下洋輔柴田淳が最近共演してたな。全然関係ないか。2年前にASのライブにUAが飛び入りという形で歌ったのを見たけど、あのインパクトはまだ残ってる。一応UAはデビュー時から聴いているのに、Arto Lindsayのライブでの飛び入り、ASへの飛び入り、鈴木正人のライブでのゲスト出演、この前の内橋のSDLXでのフィーチャーと、UAの冠では見てない。でも今夜はダブル・ネームなので、一応冠という事で。というか、ピットインでこれだけポピュラリティのある歌手が冠を持ってライブやるなんて過去にあったのだろうか?、飛び入りならイマーノがやってるけれど、、、。

と、どう手もいい事をかなり色々考えている。着。開場待ちの多さにやっぱりこうなるよなあ、と。アルバム再現プロジェクトの時より集客があった様に見えた。

なので今夜は椅子を減らされて立ち見を増やした状態。無事着席。立ち見は好きなのだけど、ピットインでは避けたい。



1st、まずはASのみ入場。開口一番内橋が「今日はUAは出ません」。さすが関西人。でもオレは、そういう事を言うと思っていた。

掴みはアゲアゲでガッツリやってUAファンの心を掴むのか?と思っていたけれど、エレクトロニカ気味に演奏が始まる。そして徐々にグルーヴ。小洒落たアヴァン。演奏が続く中、UAが登場。なにやら喋り始める。MCするのかと思ってたら、内橋がギターで伴奏を付け続け、ポエトリー・リーディングでもないけど、まあそういう感じ。

そして本格的にセッション。UAの独特の声と即興ヴォーカルを活かす。これを聴きながら、UAは例え今後大きなヒット曲が出なくても、シンガーとして続いていくだけのモノが備わったんだな、と、思った。

2ndはASがバッキングでUAの曲。頭に入っている曲と入ってい無い曲とがあるので、中途半端に曲名は並べない(そこは純正UAファンに期待)。ただ、歌が歌われるというだけの事でこれだけオーラがある事は凄い。ASも出すぎず地味にならず。

ナスノミツルは内橋と同じ様に時々エフェクトを弄りながら、時折ベースらしいわかりやすい存在感を見せながら、でも、らしいグルーヴ。

UAの曲にあるオリエンタルな感覚を出すにはうってつけの擦り摩りを持つ芳垣安洋。煽りなビートを叩き込むことはもちろんやらないのだけど、ドラムでこれだけ表情のある演奏が出来るという意味で、やはりいつも通り。

UAファンもその名は知ってるはずの内橋はこれまでにUAの曲を演奏してきたわけで、手馴れていながら自分の土俵で演奏できるという事は楽しかったんじゃないだろうか? 普段は横向きで演奏することが多いのだけど、今夜は前を向き気味になったりしながらソロをかましてたし。



「アンコールはしないつもりだった」と、また余計な事を言う内橋。このアンコール時、いや、本編の時も含めてUAのMCネタが、、、書けません。変な趣味の人が喜びそうな話だった。

ここでUAが8940ひろ子の「(恥ずかしいので曲名は書かないけれど、オレの好きな曲・・・)」を1コーラス歌う場面もあり、得した気分。



ハッキリとした感想は書いてないのだけど、今回はこんな感じで。それよりUAファンの感想が読みたい。ASなアレンジにどう思ったのか?とか、AS単独のライブも見てみたいと思ったとか、ASのCDを買ったとか、あんまり面白くなかったとか、、、。