CLUB251 16th ANNIVERSARY〜16th Nervous Breakdown

Rock'n'Roll Gypsiesのスケジュールを見ていて、ワンマン以外なら結構あるんだよなあと思っていると、下北沢CLUB251での対バンがうつみようこ&YOKOLOCO BANDである事に気付く。昨年の『Adult Noize』(11/6現在の新品価格は何? ¥1,406って・・・)が気に入ってライブ見てみたいと思っていたけれど踏み切ってなかった。それで数日前に急遽予定を組み替え。



1stがうつみようこ&YOKOLOCO BAND。ギターの竹安堅一とベースのグレート前川はFlowers Companyというバンドがパーマネントらしい。ドラムが元Thee Michelle Gun Elephantクハラカズユキ、キーボードにSoul Flower Union奥野真哉

個性的なうつみさんの歌声はライブでもその通りで、まずそれが何より印象的。この声が聴きたくて予定を変えた。バンドはやはりうつみさんの歌の為に演奏している感じで、それが伝わってくる雰囲気が良い。まだ頭に入っていない曲が多いのだけど、関係無い。Nirvanaファン的にはタイムリーなShocking Blueのカバーがあったり、奥野の「花田にはオレが言っとく」「池ちゃんにも言っとく」という強気な発言も飛び出す。結局謝っていたけど。ライブ会場限定発売の『LIVE HOUSE LIVE 2007』も買ったし、これからはこのバンドのスケジュールも意識。



1stのバンドとは打って変わってストイックなジプシーズ。MCは殆ど無く、花田裕之の「16周年おめでとう」ぐらい。1stに満足しているのでちょっと余裕な気分だったのだけど、ここでは曲が頭に入りまくっている強さも知る。個人的には初めてライブで聴けた「只の夢」にニヤつき、名曲「Old Guitar」がいつもよりやさぐれた感じで歌われるのも面白かった。Roosterzの録音物の「Neon Boy」はあまり気に入っていないのだけど、ジプシーズの演奏はそれよりロック色が濃くなっている。余裕にルーズで色気のあるロック。やっぱこのバンドはカッコ良い。今夜はワンマンの時とは違って客入りも余裕があって、池畑潤二のドラムを叩く姿をガッツリ見れたし、下山淳のギターのアグレッシヴな面を確認できた。いつも1人だけ妙に礼儀正しくお辞儀をしてステージを降りる市川勝也も、もう既にジプシーズとしての違和感なし。というか、オレがジプシーズのライブを見だした時から既にベースは市川に変わっていたので、オレにとってはジプシーズのベースは市川というのは元々違和感無いのだけど。

次は高円寺Highでワンマン。12/5か・・・。