Ray Davies

The Beatlesのリマスターの箱モノの騒動、結構面白い。あれ、モノラル盤を限定ボックスにした事が話題を大きくして、で、それであっという間に売れてったんだろうと思う。これら全部レーベルの思惑通りなんだろうな。

モノ箱があっという間に無くなったのを見て、amazonのcomとco.ukをチェックしたのだけど、その時co.ukの方はまだ在庫があって、だけど日本では既にプレミア価格で、なんか面白かった(co.ukの方は今でもマーケットプレイスで£200未満で新品が手に入る)。オレも機会があれば1度ぐらいはモノの方を聴いてみたいけれど、元々Beatlesはあまり聴いてないので「ふーん(よくわからん)」とか、そういう感想になるのは目に見えている。



このタイミング。Beatlesをろくに聴いてない可愛そうな耳の持ち主のオレがこのタイミングで聴くのはRay Daviesの『The Kinks Choral Collection』。Kinksの曲と1曲だけRayのソロ(傑作『Working Man's Cafe』のタイトルトラック)をコーラス隊を引き連れて再演。かなりキツいジャケットと「Victoria」のかなりダサいギターソロに心奪われる。

「Waterloo Sunset」とか「Celluloid Heroes」の様に元々ミドルなテンポの曲はわかるとして、「You Really Got Me」と「All Day and All of the Night」というタテなKinksの代表曲までコーラス付きのアレンジ・・・。宗教音楽っぽいこの手のコーラスはかなり苦手だけど、こういう事もRayだからOKだな。

これ、Kinksファンしか買わないだろうと思うのだけど、なんと11月には日本盤も出る・・・。既にKinksファンは輸入盤を購入済みのはずなので売れないと思うのだけど・・・。





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Ray Davies 『The Kinks Choral Collection』


張っとく。