■ENSEMBLES 09 スペシャル・コンサート■

大友良英4days、4日目。最終日。ピットイン。



今夜はONJO大友良英 ニュー・ジャズ・オーケストラ)。個人的にはこのバンドを見るのは昨年のアートスクエア以来なのでもう1年以上ぶりなのだけど、そのアートスクエアでのライブでONJOに対して色々思うことが変わったので、そこから今日まで、結構待たされた感がある。



今夜のONJOはギターでコンダクターの大友良英、ヴォーカルと叩き系小物のカヒミ・カリィ、サックスの大蔵雅彦トロンボーンとフルートの青木タイセイ、笙の石川高、サインウェーヴのSachiko M、よくわからない宇波拓ヴィブラフォン高良久美子、ベースの水谷浩章、ドラムの芳垣安洋

今夜も特殊な並び。本来のステージの前に芳垣と水谷のリズム隊、その間に宇波、そしてステージに向かって右手の客席側に石川、大蔵、高良さん。ステージに向かって左手の客席側に松原さん、青木、カヒミ、大友。客席は本来のステージ上と、ミュージシャンに囲まれる形。



1stとか2ndとか、いいや。そういう事は端折って、演奏が緩やかにいくつも変わっていくのを目の当りにした。ジャズとかなんとか、そういう事も端折って変化する。前にも書いたけど、やっぱこのバンドは音庭。



ちょっと端折りすぎか。でもいい。あえてアンコールに触れると、Carpentersの「Close to You」という選曲が意外で、さすがにここの演奏は色々ハッキリしていた。