木村カエラ

オプトロンを持った3人組のCDでも買って誉めちらかす感想を書いて久々にここの閲覧者を増やそうかなあとか考えたりしてみた。けど、TVでたまたま木村カエラが「Butterfly」を歌っているのを見て『HOCUS POCUS』購入に方向転換。



オレはサクサカーの端くれで、今でもSaku Sakuを欠かさず録画して週末にまとめて一気見。ちゃんと見るんじゃなくて、殆どラジオを聞く感覚。なんていうか、オレが中高生なガキの頃に聞いていたオールナイトニッポンを聞くノリ。

そのSaku Sakuを知った頃は丁度カエラがMCになった頃だった。知人の勧めで仕方ないのでTVを見たら、あのチープな世界観。カエラはやる気あるのか無いのか全くわからない態度。朝7:30の番組でこのノリって・・・、と、まんまとしてやられる結果になった。

カエラが番組内でCDをリリースしたりしているのを見ながら、で、Saku Sakuを降板した後もドンドン人気が上がっていくのも見て、でも別にCDが欲しいとは思わなかったし、基本こういう音楽を好むわけじゃないのだけど、「Butterfly」という結婚する友達の為に書いたという曲もCMで使われていたのを聴いていても特になんとも思ってなかったのだけど、そのTVでのカエラの歌う姿が、あのSaku Saku初期の頃の姿からは想像できないしっかりと気持ちをこめて歌っている姿。そして、作られたような歌い方ばかりのオリコンな歌手達とは違って、必要以上に力まない軽やかさ。



まだ1回通して聴いただけなのだけど、どことなく80年代の歌謡曲〜アイドルなポップの雰囲気があって、懐かしい気持ちになったりした。このアルバムに限らず曲を書いているのが結構面白い連中で、多分カエラという今時のおもちゃで遊んでいるつもりなのだろうけど、遊ばれているように見えるカエラの方が遊んでいると思う。

肝心の「Butterfly」はTVで見たバージョンの方が良かったので、またしてもYouTubeに頼った。



オレはCDよりこっちの方がいいと思う。この映像、1度消されているので消されないうちに。でもこれ、結局オレがガキの頃からの好きな「探偵物語」な部分が気に入っているんだな・・・。



だけど一番の購買理由は初回限定のDVD。今年の3月末〜4月の頭、カエラSaku Sakuに1週間だけ復帰した時の映像が入っている事・・・。ここでのカエラはあの頃のカエラより全然ちゃんとしているのだけど、受け答えは相変わらず。あの頃のカエラは腹が減ったら機嫌が悪くなったりして、そのストレートな態度が流石パンク好き(と言ってもSUM 41とかRancidとかな)だった。





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木村カエラ 『HOCUS POCUS』